アニメ「甲鉄城のカバネリ 総集編」スタッフトークイベント レポート

 
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0112_gazou1月12日(木)新宿ピカデリーにて「甲鉄城のカバネリ」の制作を手がけたメインスタッフ陣が集結しトークイベントを実施。

この日登壇したのは、荒木哲郎(監督)、江原康之(キャラクターデザイン・総作画監督)、田中洋之(助監督)、笠岡淳平(設定統括)、平尾隆之(絵コンテ協力)らが登壇。総集編が完成した感想を荒木監督は「昨日一般のお客さんとして鑑賞しました。前編を鑑賞したんですが、大スクリーンで観ることができ、とてもうれしかったですし素直に面白かったです。(新宿ピカデリーに展示してある)等身大無名にもようやく会えて、パンフレットも買い、「甲鉄城のカバネリ」脱出ゲーム、池袋西武の原画展にも行き、僕は完全にカバネリファンだなって思いました」と冒頭からカバネリ愛あふれるトークを展開、その後、本トークイベントのテーマでもあった制作“裏トーク”においても、本作が描くバトルアクション活劇のイメージからは想像できない、和やか、かつ、笑いに溢れた時間となりました。最後に、2018年「甲鉄城のカバネリ」新作に向けての作品への意気込みを荒木監督が熱く語り、イベントは大盛況のうちに幕を閉じました。

【TVシリーズ・総集編で、特に気に入っている、ここはぜひ注目いただきたいというシーンは】

平尾さん:総集編の後編部分、TVシリーズだと第10話にあたる、逞生のシーンです。そのシーンがあまりに悲しかったものですから、絵コンテ協力という立場でコンテチェックをお手伝いする際に、荒木くんに「実は●●ているとかじゃないよね?」と聞いたぐらいです。荒木くんからは「完全に●●でいる」と言われましたが(笑)。悲しいシーンですが、とても記憶に残る名シーンだと思いました。

笠岡さん:僕も逞生のシーンが印象的でした。僕が書かせて頂いた外伝小説「甲鉄城のカバネリ 暁」でも生駒と逞生の関係性について掘り下げたのですが、本篇中の逞生の存在について、より深く理解できるように執筆しました。読者の方からは外伝小説を読んでからこの第10話の逞生のシーンを観ると、より深く作品を理解できるという言葉を頂いてとてもうれしかったです。続編で1月30日に外伝小説第二弾の「追憶の邑」も発売されますので、ぜひご覧ください。

田中さん:総集編全体を通して、TVシリーズ以上に音楽が流れるシーンがとても素晴らしいと

思いました。総集編ではあえてセリフの音をカットし音楽で“間”をつくる演出をしていたので、劇場版らしい気持ちのいい仕上がりになりました。

江原さん:TVシリーズの第7話、後編の冒頭あたりのシーンが好きで、風景描写や生駒と無名のやりとり、メイクアップカットもふんだんに使っていて、すごく綺麗なんです。また、神社で生駒が書いた無名の本当の名前である“穂積”という文字ですが、実は僕の字なんです。WIT STUDIO内で誰がどのキャラクターの文字を書くかのオーディションがあり、その際に監督に選んで頂きました。以降は、僕が生駒の字を担当しています。

荒木監督:総集編においては後編ラストの新規シーンです。TVシリーズでは実現できなかった、ラストの余韻のパートが総集編では挿入できてとてもよかったです。新規シーンでは無名の衣装が新しくなっています。キャラクター原案を担当いただいた美樹本晴彦さんに新衣装設定も新たに描き下ろして頂きました。僕から依頼し、生駒の石が、無名の新衣装に装着されています。

 

【制作過程で大変だったこと、奇跡、珍事件など】

荒木監督:僕が絵コンテやいろんな仕事を持ちすぎてしまい後半は大変だったんですが、作画の直し方の段取りとシステムを総作画監督の丸藤さんが考案してくださり、後半になるにつれ、その作画リカバリーシステムにより、圧倒的なスピードで作業ができるようになり、その完璧なシステムが完成したぞ!という瞬間にTVシリーズが終了となってしまいました。そのリカバリーシステムとは、作画修正を紙を経由するかデジタルで直で処理するかを丸藤さんが判断し、役割分担含め、即座に処理していくシステム。また、レイアウト段階でも江原さんや丸藤さん、浅野さんが絵の品質をもちあげてくれ、さらに納品前に丸藤さんに持ち上げて頂きました。

江原さん:TVシリーズ前半に妹の笑顔の描写があり、無名の笑顔が第7話で登場する。前の絵をなぞることも他作品ではあるのですが、本作では最初から描かないといけなかったんです。この作品で笑顔の描写が3回、その笑顔を描くたびに、前にでてきた笑顔を超えなければいけないので、そこがけっこう大変でした。また荒木さんからは“より美樹本度を!”とリクエストがあり、美樹本さんの過去作品をじっくり観察し、目の描き方や影の濃さなど再現できるよう試行錯誤しました。本作に携わった当初の頃、美樹本さんの影の比率について、荒木さんがグラフで出してきたんです。実際描いてみてどの比率がベストか研究し、最終的に“0.5影”という最新の作画法に到達しました。

田中さん:後半はスケジュールがきつくなってきて、このまま続けていくと玉砕あるのみだなと思っていたとき、“救世主・平尾くん”が現れてくれました。(作品末期での参加してくれるだけでもありがたいが、監督級の助っ人平尾くんがタイミングよく参加いただけたことが)まさに奇跡が起きたと思いました。

平尾さん:荒木くんからカバネリの制作に誘っていただき、とても嬉しかったです。現場の采配やスタッフへの気配りが素晴らしく、とてもいい現場だなと思いました。忙しい職務のなか、荒木くんと田中さんがスタッフへお菓子の差し入れをもってきてくれるんですよ。最終回のアフレコは絵が間に合うかどうかハラハラしましたけどね(笑)。最終回と言えば、現場で演出として最後まで残っていたのが田中さん、荒木くん、青柳さん、僕だったんです。じつは田中さん、荒木くん、僕の3人は元マッドハウス出身なんです。当時は田中さんが演出で、僕と荒木くんが制作進行につかせていただいた事もありました。17〜18年ぶりに現場で一緒に仕事をさせていただき、新人の頃に戻ったような・・・仕事で同窓会をしているような気持ちになり、とても感慨深かったです。

笠岡さん:シナリオも終わり、アフレコも終盤にさしかかったころ、美馬の設定について、荒木さんから重大な提案があり、その提案をうけ、物語の軌道修正をしたことが1つの事件です。

 

【2018年新作に向けて】

荒木監督:「甲鉄城のカバネリ」は、多彩な舞台装置やキャラクターがあり、これを使ってさらに面白い作品をやらせてくださいと自らお願いをしました。愛おしいメインキャラクターがちゃんと活躍し、鉄道やカバネについてなどもさらに深く描きたいです。いい体制で挑戦できるのではと感じています。楽しんで制作していけたらと思っています。

 

「甲鉄城のカバネリ 総集編」
1/12(木)東京:新宿ピカデリー 20:35回(上映後)
荒木哲郎(監督)、江原康之(キャラクターデザイン・総作画監督)、田中洋之(助監督)、
笠岡淳平(設定統括)、平尾隆之(絵コンテ協力)

新宿ピカデリー、なんばパークスシネマにて、前編 1月20日(金)まで上映決定!
【「甲鉄城のカバネリ 総集編」舞台挨拶付き上映会】
●1/15(日)
東京:新宿ピカデリー 16:05回(上映後)
料金:¥2,000(税込)
ゲスト:畠中祐、千本木彩花(予定)

【チケット販売について】劇場WEB、劇場窓口にて販売中!
作品公式サイト(kabaneri.com)、各劇場公式サイトにてご確認下さい。
東京:新宿ピカデリー  http://www.smt-cinema.com/site/shinjuku/

 

©カバネリ製作委員会 PG-12指定

 

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