主題歌CD、11月4日発売決定!blue dropsのお二人にインタビュー!
『そらのおとしもの』のオープニング主題歌「Ring MyBell」、そしてエンディング主題歌「そばにいられるだけで」の2曲を歌うのは、吉田仁美さんとイカロス役の早見沙織さんによるユニット“blue drops”だ。
ユニット名も公募によって決められ、レコーディングも無事終了。いよいよ11月4日にシングルCDの発売も決定した。
このCDでは、吉田さんがメインで歌うバージョンと早見さんが歌っているバージョンの2バージョンを収録。それぞれ、TVアニメとWebラジオのそれぞれで別バージョンのオープニング・エンディング主題歌が聞ける仕組みとなっている。
tvkアニメまつりのイベントで一人で主題歌を披露した吉田さんの美声に、早見さんが加わることで、楽曲はどのような完成を見たのだろうか。お二人にお話をうかがうことが出来た。

吉田・早見:(声をそろえて)blue dropsです!
――オープニング主題歌もいよいよ完成しました。一息ついてのご感想をお聞かせください。
早見沙織さん(以下 早見):『そらのおとしもの』にぴったりの元気な曲です。そらからイカロスが降ってきて、楽しい生活が始まるんだよ、ということがすごく伝わる、元気が出る曲だと思います。
吉田仁美さん(以下 吉田):私は今まで一人で歌っていたんですが、その時のコーラスは自分のコーラスだったんです。なので、初めて早見さんのコーラスで歌ったものを聴いたときにはすごく嬉しかったです。さらに爽やかさが加わった感じです。明るくて疾走感があって、ポップでキュートで、そしてちょっとロックな曲で、生活の中のドタバタ感が歌詞の中にも入っているので、作品にもピッタリだと思います。
レコーディングの時にはたくさんのコーラスを録っていて、最大6人の吉田が歌っているような感じになっていて(笑)、さらにメインのメロディもあったりするんですよね。すごくコーラスがたくさん入っていて、最後は自分の声に酔っ払っちゃいそうになりました。
早見:私もです!(笑)すごく音域が分厚いんですよね。
吉田:そうなんです。すごく手が込んでいて、しかも今回は面白い試みをしているじゃないですか?アニメでは私がメインで歌っていて、ラジオでは早見さんがメインで歌っているバージョンがそれぞれオープニングになるので、たくさん違った面で楽しめる局になったと思っています。アニメ、ラジオともども楽しんでいただければと思っています。
――ユニット名の最終決定はアフレコ現場だったとか。
吉田:プロデューサーさんが紙を1枚出して、そこに名前がずらっと並んでいたんですよ。
早見:コロムビアさんのホームページで公募されたんですよね。その中からピックアップされた候補の中から決定したんです。本当にたくさんの名前がありましたよね。
吉田:私は本当にダメな案しか浮かばなくて…「チ○ーブ」とか(笑)。応募してきた中には「ウルウルズ」っていうのもあって、「これがいい!」って言った覚えがあります。
早見:『そらのおとしもの』に全然関係ないじゃないですか(笑)。
吉田:実は私、エンディングテーマのレコーディングのときに、第1次審査をしたんですよ。「そうですね〜。これとこれと…(中略)…これで!」って印をつけたんですよ。
早見:ああ!だからマークがついていたんですね。そういえば、真ん中に「☆」が入るような名前、ありましたよね。でも漫画家みたいになっちゃうから、ということで没になりましたね。でも本当にかわいらしい名前から、ちょっと笑いを誘う名前までバリエーションあふれる名前がたくさんありました。
吉田:そんな感じで最終審査をしていたんですが、「どれでもいいよ」って言われたから選んだのに、「それはちょっと…」とダメ出しされたりもしていました(笑)。そんなこともあって、最終的に3つぐらいに絞ったんです。それが「blue drops」と、「アルターベル」と「ツバサ」だったんです。でも、「ツバサ」は他の作品とかぶるのでは、ということがあり候補から外れました。
早見:「アルターベル」は天使を呼ぶベルという意味で素敵な意味だったんですが、略することの出来る名前がいいね、という相談があって、最終的に「blue drops」に決定しました。
吉田:好きなように可愛く呼んでいただけたらと思います。意味合いも『そらのおとしもの』らしいですよね。
早見:そうですよね。空のイメージで、空から落ちてくる感じなんです。空から落ちてくる“drop”と甘い“drops”をかけたようないろいろな意味合いを持っていますよね。
吉田:この名前を考えた人には何か素敵なものが送られるそうなんですが、実はまだ決まっていないんです…。
早見:青い飴玉とかはどうでしょう?
吉田:青いボーリングの球はどうかな?そこに二人で“blue drops”のサインを入れて送るの。
早見:大きな“おとしもの”ですね(笑)。
吉田:ボーリング好きな人ならいいかも? …正式なものは近日中に決定して送られるそうです。楽しみにしていてくださいね!
――「Ring My Bell」は2バージョンありますが、その違いは?
早見:結構違いますよね。歌い方も違いますし。
吉田:全然雰囲気が違うんですよね。沙織ちゃんは声がすごく大人っぽいので、すごくうらやましいんですよ(笑)。
早見:私は曲調が吉田さんにピッタリだな、と思っています。吉田さんの歌を聞くといつも笑顔が浮かんでくるんですよ。吉田さんもすごい笑顔だし、聞いている私もすごく笑顔になれるんです。それが、吉田さんバージョンの特徴で聞きどころだと思います。
吉田:私は、「イカロスが歌を歌う」ということがすごいことだな、と思うんですよ。
早見:難しいですよね。イカロスはおとなしくて笑顔も見せないんですが、今回の歌ではテンションの上がったイカロスなのかな、と思うんですよ。
吉田:でも素敵な声なので、イカロスらしさというか芯の強さがよく出ているんです。私の大好きなCメロの部分は特に。
早見:(Cメロ)はどちらのバージョンもいいですよね。
吉田:そうそう!Cメロはお互いの声がはっきり聞こえる形なので、そこを聴き比べていただけると面白いんじゃないかな、と思います。
早見:どちらの曲も気に入っていただけたら嬉しいです。
吉田:イベントで歌った時にはCメロは歌詞もなかったんですよ。いただいたのがレコーディングスタジオに入ってから3時間後だったんです(笑)。
早見:そうだったんですか?!
吉田:仮歌の歌詞で歌ってから、帰ろうかな、という時に「歌詞来ました!」って(笑)。
早見:でも、歌詞は全部いい歌詞で、『そらのおとしもの』にぴったりなんですよね。
吉田:頭の「はじまりはあの時だった 君が目の前に突然」という歌詞が物語の始まりを予感させて、Cメロでは「好きになるってことは 世界中からI love you 言われてるみたいな――
吉田・早見: Miracle!(笑)
早見:そんなふうにウキウキする歌詞で、どこを取っても素敵な感じですね。恋の始まりを予感させるのが素敵ですよね。
――以前、お二人は『我が家のお稲荷さま。』ではオープニングとエンディングをそれぞれ担当されていました。その頃と今回で違いなどはありますか?
吉田:前情報で「すごく若い」って伺っていたんですよ。そんな中、早見さんの歌を聞いた時に「うわっ、歌うまい!声が大人!」って思ったんです。そしてイベントで初めてお会いした時、「うわっ!中身も大人だ!」って(笑)。
早見:私は初めてお会いした時から、すごく仁美さんの印象は明るくてはつらつとしていて、楽しくて、一緒にいるとテンションが上がってしまうんです。それは歌にもすごく表れていると思うんです。今回は、一緒に歌うことが出来たことが新鮮で嬉しかったですね。
吉田:『我が家のお稲荷さま。』のイベントでも何度もご一緒させていただいて、また何かでご一緒できたら、と思っていたのが、今回実現できた形です。
早見:運命的ですよね。お仕事と関係ない時にもたまたまお会いすることがあったんですよ。
吉田:そうなんです!舞台を見に行ったら「あ、沙織ちゃん!」みたいな。しかも、イベントが終わった次の日のことだったのでよけいびっくりしました。
早見:「昨日はありがとうございました」って挨拶したりして(笑)。そんなところでもつながっているのかな、と思います。
――レコーディング中のエピソードがあれば。
早見:収録は別々に行ったんです。私は仁美さんの曲を聞かせていただいてからレコーディングしたんです。
吉田:え!? 私も沙織ちゃんの歌聴きたかった!(笑)
早見:吉田さんの曲だけでも完成度が高かったので、その雰囲気を保ったまま歌わないといけないな、と思いました。私は歌っていくうちに完成していく感じなので、最初は緊張が表に出ていくので、一度Cメロまで歌い終わった後に1番を録り直したりしました。なので、一番自分のいい感じが完成版には出ていると思います。
吉田:私は、歌う時に体を動かさないと歌えなくて、すこし激しく踊ってしまうんです。そうしたら今回の収録スタジオが揺れるんです(笑)。防音室だったので、踊ると部屋が揺れるらしく譜面台から音が出てしまってあわてて動きを抑えたりしました。
今まで、女の子の恋する気持ちを歌うということがなかったんです。「KI-ZU-NA」はもっと大きな愛のようなものを歌っていたので。(「Ring My Bell」では)今沸き起こった気持ちみたいな新鮮な気持ちをキープしたまま歌いたいなと思っていて、少しのニュアンスも大事にしたくて何度も歌っているうちに音を気にしたり色々な事に気を取られることも多くて…。それよりも歌の気持ちを大事に歌わせていただきました。歌詞も音楽と一緒に歌わせていただきました。あとはコーラスもがんばりましたよね、私たち。
早見:そうなんです。コーラスを入れる個所も多かったですし、何度も声を重ねたりしているので、すごく大変でした。
吉田:そんなコーラスも一緒に聴いていただけたら楽しんでいただけると思います。
――エンディング曲の「そばにいられるだけで」は、うって変わってしっとりとした曲になっていますが、どのような印象をお持ちになりましたか?
吉田:メロディを歌っている子は恋に戸惑っているというかすこし臆病になっている気持で、コーラスの子はちょっと積極的なんですよ。そこに違いがあるんですが、積極的なのに低いキーを歌っていたり、ちょっと怖いけど高いキーで前向きな気持ちで歌う、という感じの歌詞とメロディのギャップがすごく面白いな、と思いながら歌わせてもらいました。
最初にメロディだけを聞いた時の印象と、歌詞がついた時の印象がまたがらっと変わったんです。音だけを聞くと広々としたのびやかなメロディなんですが、歌詞はその中に身近な、自分の心の一番奥にある気持ちを表現していると思います。『そらのおとしもの』を違う角度から見ている曲だと思うので、楽しんでいただけると思います。
早見:オープニングは「物語がはじまるよ」というイメージが強いんですが、エンディングは「物語の中の小休止」的な感じで、癒しを与えてくれるような曲調だと感じたんです。歌っている時も曲に癒されながら歌っていたぐらいで、聞いている方も横揺れでうっとりして良い眠りに導かれる曲なんだと思います。
吉田:この曲も2バージョンあって、それぞれ全く違うアレンジなんですよ。私の方がギター中心で、早見さんの方がキーボード中心、といった感じなので、こちらも聞き比べていただけると楽しいのではないかと思います。
――エンディング曲を歌われた時に印象に残ったことはありますか?
吉田:スローなバラードを歌うこともあまりなくて、私にとって今回は2曲とも挑戦曲だったんですね。「そばにいられるだけで」は2番の「朝が来たら 天窓を開けて」という歌詞がすごく印象的で…イカロスや聴いている方が朝目が覚めて、目の前にある天窓を開くと射しこんでくる光のように歌えたら、朝の光の温かさやすがすがしさが出ればいいな、と思いました。
早見:私は2つイメージがあります。すごく緑が広がっているところでゆるやかに風が吹いていて、空が澄んでいて…というイメージと、窓のブラインドを想像していて、隙間から光が入ってきてお部屋に射しこんでいる光のイメージがありました。
――エンディングではコーラスはどのくらいのパターンを歌ったんですか?
吉田:たくさん歌いましたね。最初にいただいた譜面ではもっとお互いのパートが入り乱れていたんですよ。メインで歌う方が入れ替わったりしていたんです。そう思うと、もっといろいろなパターンがあったんですが、実際はオープニングほどは多くないですね。
――お互いの曲を聴いてどのような感想を持たれましたか?
吉田:私は「なるほど!」と思いました。「待ち遠しい」という言葉が歌詞の中にあるんですが、今まで不安だったことが、あなたに出会えたからこれからは待ち遠しい、という気持ちだったんですが、私は最初に「わくわく!わくわく!」って感じで歌ったんですが、「もっと優しく歌って」と言われたんですね。この歌詞に出てくる女の子はの場合、待ち遠しさが心の奥からくる実感として湧いてくる待ち遠しさだったんだな、ということを、沙織ちゃんの歌を聴いて改めて感じました。「そうか!」と(笑)。
早見:やはり曲調が優しい曲じゃないですか。それに合うように、優しく歌いました。温かい気持ちで、微笑みながら言っているような感じなのかな、という印象でした。吉田さんの曲も優しさがありながらも、包み込まれ度がたかいというか暖かくて、歌詞のイメージでは等身大の女の子なんですが、なんだかお姉さんに包まれている感じでした。
吉田:私も同じことを感じているんですよね。
早見:(吉田さんは)笑顔がやっぱり素敵だし、やさしくて温かい感じがしています。
吉田:なるほど…この曲はすごくキーが高いんです。もともと私は高めに聞こえる声なので、自分で思っているより高く聞こえるらしいんですが、そこに沙織ちゃんの声が聞こえると丸くなる感じなんです。逆に、沙織ちゃんがメインで歌っているバージョンは、イカロスのイメージなんですよね。深さや奥行きがある感じで。
早見:吉田さんの声は真っ直ぐにすっと入ってくる感じがしていたんですが、私の声はふわっとした感じなので、吉田さんの声には存在感があるな、と感じました。
――この2曲では女の子の色々な気持ちを表現しているんですね。
吉田:そうですね。両方とも全然違う曲なんですが、理解してもらいやすい気持ちなんじゃないかな、と思います。女性の皆様は「ああ、そうそう」と共感していただきながら、男性の皆さんは「ふむふむ、そうなんだ」と思っていただけるんじゃないかな、と思います。

――今後二人でやってみたいことはありますか?
吉田:いろいろやってみたいです!イベントにもいっぱい出てきたいですし、今回とは違った感じの曲を歌わせていただけたらと思います。2人でデュエットできるバージョンがあるといいですよね。
早見:レコーディングの時は別でしたし、イベントなら生の声とお姿があるので目で会話しながら歌えて楽しいのではないかと思います。
――では最後に、ファンの皆様にメッセージをお願いいたします。
吉田:blue dropsという素敵なお名前もいただきましたので、これから二人でもっと色々な活動をしたいと思っています。その第1弾として、「Ring My Bell」「そばにいられるだけで」という全く違うメッセージと想いと曲調のちがう、どちらも素敵な曲に仕上がったと思いますので、オープニング、エンディングそれぞれ2バージョンとも楽しんでいただけたらと思います。
早見:すごくアニメの空気にピッタリな曲になっています。一緒に口ずさんでいただくと、アニメを何倍も楽しめる要素になると思います。今後、イベントなどでお会いする機会があったら、一緒に歌っていただければと思います。
――ありがとうございました!
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