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波留真理 役・森 功至さんと久島永一朗役・藤原啓治さんのサイン入り!『RD 潜脳調査室』のポスターをプレゼント!
 詳しくはページのラストをCHECK!
新たな近未来のキーポイントは「日常」
藤咲淳一さん(シリーズ構成) スペシャルインタビュー


――『RD 潜脳調査室』をご担当されることになった経緯をお聞かせください。

藤咲:プロダクション I.Gと士郎正宗先生が共同で進めている、『攻殻機動 S.A.C.』(以下『攻殻』)の次にくる新しいものを、という企画が2本ありまして、『RD 潜脳調査室』(以下『RD』)はそのうちの1本になります。1つは『神霊狩/GHOST HOUND』で、もう1つである『RD』を僕が担当することになったのですが、最初は「大変だな」と思ったのが正直なところです。
みんな頭の中に攻殻をイメージするだろうな、というのがあったので、僕が最初に考えたのは「どうやって攻殻じゃないものにするか」ということでした。社長からは「わかってるよな。攻殻の次に来るものだからね」と言われたこともあり、作るからには新しいものを作っていかないと、みんな同じようなものを見ても面白くないのではないかと考えました。
当時は平行して別のシリーズをやっていまして、それが終わるまでの間は、設定案や、未来の世界はどのようなものなのか、というところを詰めていくところを進めておいて、古橋監督が合流したところで、「古橋さんはどんなことをやりたいのか」というところを確認したんですよ。その想いに、僕が肉付けしていく形で進めていきました。古橋さんの想いは、1話でも言われている「地球律」という言葉に集約されていて、本編は、その謎を追う話になりました。



――本作で描かれている未来の世界観は情報の海を視覚的な海に置き換えていることが特徴となっていますが、世界観を作り上げる上で苦労された点などはありますか?

藤咲:士郎先生の世界では電脳世界を扱うので、視覚表現をどうするか、という部分がずっと壁だったんですよ。僕自身もダイビングをしているのですが、海に潜っているときに、いろいろな水や空間に包まれている、周り全て情報だったら、それならば情報の海と置き換えられるんじゃないか、という感覚がありまして、周りから水の圧力を受けたりとか、空気を吸わなければ生きていけないとか、冷静でなければいけない、という体験が、ネットの中に潜っていく過程にかぶったんですね。これはもしかしたらそのまま使えるんじゃないかと。であれば、変にいじるよりもそのまま表現したほうがわかりやすいし、ダイビングをモチーフにすることによってリアリティが出てくるんじゃないかと考えまして、海を模した情報空間、ということでメタリアル・ネットワークという設定が生まれました。


――人工島やメタリアル・ネットワークなど、設定としては少し難しい世界観を、わかりやすく視聴者に伝えるために工夫されていることがありましたらお聞かせください。


藤咲:まず、最初は視聴者に「この世界はこういうものですよ」と理解して、物語の入り口に入ってもらおうと、できるだけ設定の説明をしています。そして、世界設定を理解してもらってからは、身近な話題というか、「今生きている人たちがわかることを未来に置き換えて事件にしたらどうなるのか?」というテーマで話を作っています。
理解度と言うか、「あ、この人の気持ちわかる」とか「こういうことをやったらわかるかな」、という敷居は『攻殻』よりは下げました。『攻殻』自体が社会問題をテーマとして扱っている部分があるのに対して、『RD』は日常をテーマにしているという部分がありまして、そんな日常の連鎖によって最終的な真理に近づいていく、という話の流れが監督と僕とで決めたストーリーになっています。
それと、同じ未来の世界を扱う作品だけれども、『攻殻』の世界が作られた1980年代から見た2050年以降のようなSFよりも、2010年に近い現在だからこそ考えられる未来の考証をやってみよう、ということで東大の建築の助教授であるアニリール・セルカンさんに協力していただいて、人工島という未来都市を作るところから始めました。土台がしっかりしていれば、そこに生きる人たちも生き生きとするのではないかと思ったので、まずは設定ありきで舞台を作っていきました。
あと、監督から「身近にするんだったら、キャラクターも自分たちがわかるようにしよう」というアイデアが出ました。僕たちが(2061年に)生きていれば80代~90代になるじゃないですか。そういうおじいさんを主役にしたら気持ちはわかるんじゃないかということと、女の子を出して、未来に生きる人たちと今生きている人間との対比を出したら表現しやすいのではないか、と考えました。そのアイデアにプラスする形で、僕が「50年間眠っている」という設定を加えたりすることで、より身近に感じられるキャラクター設定を配置して、難しい世界観の中でも、より理解しやすい物語になるように構成しています。


――作中のエピソードの中でお気に入りのシーンなどはありますか? その理由も合わせてお聞かせください。

藤咲:各話ごとにみどころというか「ここを見てよ!」というところを盛り込んでいるんですよ。これからの話は笑いあり涙ありという話で作っています。
具体的に言うと、第4話までは設定の説明をしているのですが、第5話はまるっきりもう「ターミネーター+燃えよドラゴン」みたいな、そんな感じなんですよ。本当にバカ丸出しで実況中継が入ったりする格闘アクションものなんですけど、もう笑うしかない話です。かと思えば、6話はもう泣くしかないヒューマンドラマで、波留の過去が垣間見える話なんですけど、それを知ったミナモは……というエピソードなんですよ。タイトルもまさしく「ラブ・レター」と言うんですけれども、4話から8話は泣きあり笑いありの話が展開していきます。
『攻殻』がストイックな世界を築いた流れで作っているのに対して、『RD』は感情表現を豊かにというか、そこに人間が素直に気持ちを出せるようにしています。I.Gがどうしても真面目な硬いものを作っているというイメージをどこかで壊したかったというのもあったので、出ているキャラクターたちがデフォルメされて描かれていてもいいや、ということも監督と話して決めました。「ミナモちゃんのほっぺたに赤い丸があるけど良いよね」とかソウタがやたらホロンにつっかかるけどいつも負けっぱなしという話とか。二の線じゃなくて三の線で描くという面白さを作品の中に盛り込んでいます。そんな笑いの中でポロっと来るようなエピソードが来ると、心に響くのではないかと思います。
今の人たちにも、すぐ隣を見たらそういうことがあるのではないか、という身近なテーマを扱っていますので、SFとはいえ人間ドラマや感情表現の部分は、みんな理解できるんじゃないかな、と思います。
あとは全体的な謎ですね。地球律に向かっていく部分と、波留と久島という男が年をとっても変わらぬ友情と情熱を持っているところです。まっすぐさと言うんですかね、「こういう男たちはすごいな」というプロのすごさを前面に出しています。


 
▲第5話は、ソウタが活躍する格闘アクション?!▲


――ファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

藤咲:音響チームはアフレコも含めてすごく仲がよくて、そのチームワークの良さといったら、今まで以上にすごくみんなが役をつかんでいる現場なんですよ。じっくりオーディションできたというのはあるんですけれども、この役をやるためにこの人たちがいるんじゃないの?と錯覚を起こすぐらいぴったりの配役で、曲も、全体的に広がりのある世界を使っていますし、音響の山田さんもすごく音のつけ方や全体のディレクションをしっかりやっていただいているので、安心して見ていられます。
また、キャラクターデザインにも上山さんのこだわりが出ています。最初、ユキノちゃんのデザインをお願いしたときに、「病弱で細身のキャラクターで」とお願いしたんですが、上山さんのこだわりが通った、と言う感じになってしまいました。ですが、そのおかげでユキノのキャラクターが固まったという思わぬ効果もありました。 絵に関してはスタッフが一丸になってやっていますし、古橋監督の演出に関しては文句の付け所がありません。僕が悪ノリしているところもありますが、そういうところも面白いと思います。
今までのI.Gにない作風と言うか、深夜だからこそタガを外せるというところもあるので、楽しみにしていただければと思います。

――ありがとうございました!

 
▲左の、パフェをおいしそうにほおばっているのがユキノ。キャラクターデザインの効果か、食事シーンが増えているのだとか▲


50年を隔てても変わらない友情――その真の姿とは?!
 森功至さん(波留真理役)&藤原啓治さん(久島永一朗役)インタビュー



――ご自身が演じられているキャラクターについてご紹介ください。

森 功至さん(以下森):波留真理というのはとても難しい役設定です。30代の時にトラブルに見舞われて目が覚めたら50年後だった。したがって30代の声と80代の声を使い分けなければいけないという、今まで僕がやってきた役の中では体験したことのないキャラクターで、毎週試行錯誤の中で演じております。

藤原啓治さん(以下藤原):久島永一朗役の藤原です。僕も82歳なんですが、電脳化されているので声はそのまんまなんです。切れ者で感情を表にあまり出さないということもあるのですが、特に僕の場合は演じ分けは必要ないので、82歳を意識することなく演じることが出来るのは大変ありがたいことだと思っております。


――『RD潜脳調査室』という作品についての印象をお聞かせください。

:すごくややこしい、難しいアニメだなあと思います。僕の場合は今までやってきたキャラクターがわかりやすいストーリーで勧善懲悪、正義の味方みたいなのが多かった。ところが実際問題(『RD』は)だいぶ本数を収録し終わってるんだけど正直言ってなにがなんだか今でもわかりません!
藤原:正直すぎる!(笑) そうですね、「士郎正宗さんの独特な世界観」という話をよく聞くのですが、「あ、これがその独特な世界観ってやつなのね」っていうふうに、今さらながら思っています。内容を把握したつもりになっていると、どんどん難しさを増していきますので、なかなかついていくのが大変という感じではあります。用語とかも現実にあるものではなくこのお話の中のために用意された言葉が多かったりするので、その部分を理解するのがちょっと大変かな。内容の難しさはあるんですけど、ヒューマンドラマな部分もあるので、難しいだけじゃなく、ほっとするような部分がメインだと考えています。


――演じる上で苦労されている点や、また反対に、キャラクターに共感する点があれば教えてください。

:第一話の時にすごく不思議だったのは、何で自分だけ81歳の肉体をしてて、歳が近いはずなのに久島はどうしてあんなに若々しいんだろうと。「あ、なんだ、久島は言ってみればサイボーグなのか」というところに気がついてなかったんですよ。未来ってずいぶん便利な社会だなって思います。どっちかというと僕は81歳の年代に近い部類に入る年なので、現実的な部分で感じることっていっぱいあるわけじゃないですか。でも『RD』の世界ではそういうことを全然感じさせない世の中になってくれていることが、圧迫感のない未来社会、『RD潜脳調査室』の面白い場面設定、そしてその中でのいろんな人たちの生き様っていうのが、自分の知らない世界なだけにすごい興味深いなというのはありますよね。




――藤原さんの視点から見た波留真理というキャラクターの印象をお聞かせください。

藤原:親友という設定ではあってもあまり二人が仲良くしているところもなく、淡々とした、さらりとした付き合いのようには見えます。久島は学者としての能力がずば抜けていて、さらに電脳化されている。でも、波留の場合は割と感覚的な人で、久島から見ると、自分に足りない何か、感じるものを持ち合わせているので、友達以上に必要としているんだと思います。


――反対に、森さんの視点からみた久島永一朗というキャラクターの印象をお聞かせください。

:久島ってすごくクールな部分があるじゃないですか。もしかしたら久島は波留みたいな性格に実は憧れているんだけれども、それを表に出しちゃまずい、というフラストレーションが自分一人になったときに爆発する……極端な話「コスプレかなんかの趣味を持ってるんじゃないか」ぐらいの、そういう普段表に見せてない、実はとんでもない性格なんじゃないかなとか。そういうこと考えると面白いなと思ったんだけどね(笑)。
藤原:まあ面白いことは面白いですけど。……あり得ると思います。現実にあれだけの人はいるわけがなくて、コスプレまではどうかわかりませんけれど、世間に対して自分の役回りを演じているのはあるかも知れませんね。なので、感覚的な部分は波留に任せているのではないかと思うこともあったりして、根っからああいう性格だとは僕は思ったことはないですね。
:もしかしたら、二人だけで酒飲んでる時……たとえばキンキンに冷やしたビールを二人だけでやってる時には、自分の今まで取り繕っていた部分が全部とれて、年老いた80過ぎのご老人が、昔を懐かしみながら本音トークして酒飲んでるんじゃなかろうかと感じたりします。ただ、公式的には立場的なものを久島も出していかなければならないし、僕はダイバーなので、お互いに与えられた立場を尊重しつつ、仕事抜きのところでは久島も実は人間臭いところがあるんじゃないか、みたいな。そういう裏の裏を読んでいろんな会話をしていくと、たとえばクソ真面目な台詞を久島が言ったとしても、「本当はこうじゃないくせに」なんて思いながら演じていくというように、自分の中での面白さを見つけ出したりとか、勝手にやっているんです(笑)。
藤原:そうだったんですか。でも、そういうシーンがあってもいいですね。80代ですから、酒もだいぶ弱くなってるんですかね(笑)。ぽっかり空いた50年と、過ごしてきた50年、それでも同い年同士って言う感覚がどういうものなのか、っていうのがなんとも言えないですけど。「思い出話は30までね」みたいな(笑)。
:30の頃の話しかできないわけですよ、二人では。それ以後の話ってのは久島の説明を聞くしかないわけで、それを聞いてもたぶん波留は現実感がないと思うね。だからそんな、自分が眠ってる間の話よりもやっぱり30までの話で盛り上がっちゃったりしそうですね。



――ご自身が演じられるキャラクター以外で、特に気になるキャラや好きなキャラはいますか? その理由もお聞かせください。

:やっぱりミナモでしょうね。ミナモは15歳で、波留は80歳。老いらくの恋というにはあまりに現実離れした関係でいて、たぶん我々が思う生々しい男と女じゃないだろうと思うんです。なんかその辺のもどかしさとか、恋の心苦しさとかっていうのが、未来志向的な部分の中でもっと表面化されていってもいいのではないかなという気もするし、ミナモっていう女の子が、女としての部分でどういう考え方、生き方を持っているのかなっていう、ミナモに対する興味が尽きないくらいあります。
藤原:書記長って言うのは久島にとっては上司になっちゃうんでしょうか。割と対立することもあるのですが、無碍にも出来ない存在のようですし、書記長とソウタの関係も知っていたりするのかな、とか。表に見える久島の人間関係は割と希薄な感じなので、波留にとってのミナモのような、気になる人がわかりにくかったりしますね。僕はちょっと書記長が気になっています。どう気にしたらいいのかわからないのですがなんとなく気になるんですよね。


――本作は近未来の人工島を舞台に描かれていますが、もしご自身が人工島に住んでいたらやってみたいことはありますか?

:第2話で、人工島の電力が落ちて、波留がミナモと協力して風力発電所の風車を直して回すじゃないですか。「風が来る」という台詞をミナモが言って、海からだんだん風が吹いてきて風車が回り始める。あのシーンを見たときに、「どんなに風が吹いてもあの風車自体が錆びてるだろうから、回らないだろう」って実は思ったんです。僕がダイバーじゃなくてどんな仕事やってるんだろうなと考え、思い至ったのが、風力発電所の掃除のおじいちゃん。常に(風力発電機を)磨いている、頑固な親父。風力発電所の風車の管理人で、弥七っていう名前(笑)。そういう感じだろうなって思いました。
藤原:人工島の周りって、かなり綺麗な海なんですよね。古橋監督やシリーズ構成の藤咲さんはダイビングのライセンスをお取りになって、ちょこちょこ潜ってらっしゃるそうなんですが、僕自身もダイビングが好きなので、あんな綺麗な海なら潜りたいですね。


――TVアニメ『RD潜脳調査室』をご覧になっているファンの皆さんに、今後の見どころとメッセージをお願いします。

:今後の見どころと言っても実はわかってないんですよ(笑)。どこが見どころなんだか全然わからないんで、僕はとりあえず貝になります。
藤原:ええええっ!(笑)
:一番わかってるのは久島だから!(笑) 僕はなんてったって50年間眠ってたから。
藤原:起きてからの話でいいじゃないですか、「今後」なんですから(笑)。古橋監督は、製作発表会のときに「簡単です」を連発してて、その度にみんな心の中で「ええっ?」と首をひねっていたと思うんですよ。「そうか、だんだんこれはわかってくるものなのか」と。森さんもだんだんわかるのかな、とおっしゃっていたので、きっとそうなるんだろうと思っていました。最初に難しい世界観を説明して、あとはわかりやすいお話があるんだろうと思っていたらさらに難しい話になってきて、なかなか追いつけない自分がいるんです。役を演じてる側が理解しなければいけないことがあるので、どうしても難しいと思ってしまうんですが、(プロダクション)I.Gと士郎正宗さんの世界観に多く触れてる方というのは、案外それを楽しんでくれているのかな、と思います。
:昔『トロン』っていう映画がありましたよね。今では『マトリックス』。ああいうコンピュータの中の話については、僕はパソコンは持っているけれどあまりコンピュータの知識がなくてわからないんだけど、その知識が豊富な人は、一言一言がみんな面白く感じているのではないかと思います。たまらない魅力を持った作品に見えてるんじゃないかな。では、パソコンを知らない人をどれだけこの『RD』の世界に惹きつけることができるか。それが、これから僕たちがやっていかなければいけない部分だと思います。
難しい話を難しくやったら視聴者はついて来れないと思います。難しい話をわかりやすく、僕なりに自分が理解した台詞を見ている人に伝えていく。見どころっていうのはテレビを見てくれている人が決めればいいことなのではないかな、と思います。逆に僕が「今度こういうシーンがあってこういうのが見どころですよ」っていうふうに押し付けちゃわないほうがいいのではないかな。
藤原:上手いですね(笑)。僕も語るのはやめましょう。この世界観に面白味を感じる人もいるだろうし、ドラマの部分を楽しんでくれる人もいるでしょう。楽しみ方はいろいろあると思います。映像も綺麗ですしね。オンエアを見ていても感心させられることが多いので、楽しみ方もさまざまなのではないでしょうか。

――ありがとうございました!


↓ミナモちゃんのインタビューも読みたい!という方は↓
インタビュー『RD 潜脳調査室』のヒロイン・蒼井ミナモ役:沖佳苗さんにインタビュー!

まだ間に合う!第1話~第4話ストーリーダイジェスト!!
 ~CHARACTER & STORY~


2012年。
建設中の海上都市・人工島の沖合で海洋観測実験中を行っていたフリーダイバー・波留真理は、そこで『海が燃える』現象に遭遇し、眠ったままの状態になってしまった。

そして、時は過ぎ――2061年。
波留が再び目覚めたときには50年もの時が流れ、彼は車椅子で過ごす80歳の老人となっていた。だがその目は海へと向けられ、事故の寸前に海の奥底から感じた『地球律』の謎に向けられたままだった。








そんな波留のもとに介助実習のためにやってきた少女・蒼井ミナモ。
直観力に優れ、明るい少女の行動は、海への思いを捨てられずにいた波留の心を癒していく。
そんな中、『海が燃える』現象と謎の衝撃波によりアイランド全域が停電してしまう。事態解決のため、ミナモは一人、使われなくなったモノレールの上を走って変電所を目指す。
一方、メタリアル・ネットワーク(メタル)にダイブした波留は、その中に『海』を感じ、ダイバーとしての潜脳能力を発揮。
二人の行動はやがてひとつの目的に重なり、見事、電力の回復に成功するのだった。








電理研の統括部長となっていた波留の昔からの親友・久島永一朗は、50年の間に作り上げた人工島の姿を波留に見せる。
メタルの中に新たな海を感じていた波留はダイバーとなるため、久島の与えた潜脳試験に挑むが、試験に失敗してしまう。
その原因は、二度と海を失いたくない思いが空回りしてしまったためであった。
試験に合格してもらうため、ミナモはメタルに関する情報を収集するが、なかなか答えを見つけられないでいた。だが、その答えは意外なところに転がっていた。
「潜ること」「波留を助けること」が試験に合格する答えじゃない――ミナモが見つけた答えを波留に伝えたそのとき、ダイバーのサルベージを久島に頼まれる波留。
見事その仕事をこなした波留は、久島に言う。「メタルは、僕の新しい海だ」と。





波留は、メタルに起きる事件を調べるダイバー(特殊調査員)に任命され、新たな住居兼事務所が与えられた。
そして波留は、パートナー(バディ)としてミナモと共に活動することを希望する。まだ学生であるミナモがアルバイトとして働くことに、兄である蒼井ソウタは強く反対するが、既に、波留を介助し事務所を仕切るホロンによって、ミナモのバディ登録は終了していた。

波留真理調査事務所への初めての依頼は、電脳から意識が消失してしまい、こん睡状態に陥った(ブレインダウン)人工島の株主を救って欲しい、というものであった。
久島の紹介と言うこともあり、この依頼を受ける波留。調査を開始する波留に対し、バディとしてできることを探し始めるミナモだったが、情報収集の途中、兄・ソウタに遭遇してしまう。





危険が伴う歓楽街に向かうソウタと共に情報収集を手伝おうとするミナモだったが、「波留さんがお前をバディに認めた理由はなんだ?」とソウタに問われて自分の本当にやるべきことを思い出し、波留の元へと戻る。

ブレインダウンの原因となるプログラムを手に入れたソウタだったが、銃撃戦となり追い込まれてしまう。窮地を救ったのは、久島が支援のために送り出したホロンであった。あっという間に決着する戦いに、ソウタは動くこともできなかった。
一方、メタルでの調査を行っていた波留は、思考の渦に飲み込まれようとしていた。電理研に戻ったミナモは必死に波留の名を呼び続ける。
メタルの深層に沈みかけていた波留のもとに届く声。戻る場所を見つけた波留はミナモのおかげで無事、現実世界に帰還するのであった。




未来世界をしっかり理解したい人へ
 『RD 潜脳調査室』用語集

メタル
メタリアル・ネットワークの略で、いわゆる電脳世界。2061年の人工島において、メタルはリアルの上にオーバーラップするもうひとつの現実であり、人間の生活に欠かせないものとなっている。


人工島
日本とASEAN諸国が、新たなアジアの産業開発に取り組むために設けた、海に浮かぶメガフロートを基にした人工の経済特区。
世界に先駆けて分子産業を生活基盤としたモデル都市として注目されている。2061年現在では、約90平方キロメートルの面積に、研究者を中心として一時居留者を含め5万人ほどが生活している。


電理研
電子産業理化学研究所の略称であり、メタリアル・ネットワークを構築し、運営・管理をおこなうほか、人工島で作り出されるテクノロジーすべてに関与している。久島永一朗を統括部長とし、メタリアル・ネットワークで起こる事件の調査をおこなうこともある。


電脳化
人工島で円滑な生活をおくるために、脳の成長が安定する6歳以上から、電脳化が推奨されている。
以前は大掛かりな外科手術を必要としたが、身体的負荷を軽減するために、ナノマシンを脳内に定着させる分子定着法が開発され、一般化している。
このナノマシンによる電脳化は波留真理が2012年に観測実験で使用し、ブレインダウンを引き起こしていることから安全性が確認されるまで留保されていた。


『海が燃える』現象
2012年に波留真理が海の中で遭遇した現象。この現象が確認された結果、建設途中の人工島は崩壊してしまい、人工島建設を30年遅らせる原因となった。
事故当時、オーロラに似た現象の確認もされている。


地球律
自然環境の中において、ある種の波として現れる律動。だがそれを感じられる人間はわずかである。人間が作り出したメタルの中においても、地球律は存在し、現実世界よりも顕著にその影響が現れやすい。


※さらに詳しい情報や最新用語は公式ホームページで確認しよう!

STAFF&CAST
【STAFF】
原作:プロダクション・アイジー/士郎正宗
原作協力:クロスロード
監督:古橋一浩
シリーズ構成:藤咲淳一
キャラクターデザイン:上山徹郎
美術監督:一色美緒
音響監督:山田知明
制作:プロダクション I.G
製作著作:日本テレビ/D.N.ドリームパートナーズ、バップ、
      プロダクション・アイジー


【CAST】
波留真理:森 功至
蒼井ミナモ:沖 佳苗
蒼井ソウタ:高橋広樹
ホロン:川澄綾子
久島永一朗:藤原啓治
書記長:鶴 ひろみ
サヤカ:渡辺明乃
ユキノ:野中 藍
          ほか


放送情報&関連リンク
【放送情報】
毎週火曜深夜24時59分~
日本テレビ系(一部地域を除く)にて放送中
USEN「パソコンテレビGyaO」にて、放送翌日より1週間限定で無料配信を実施中!
CS「ANIMAX」5月9日(金)~放送開始!

【関連リンク】
『RD 潜脳調査室』公式サイト
沖佳苗のミナモな日々
※RD 潜脳調査室携帯サイトへは以下のようにアクセス!!
 メニュー⇒TV⇒日テレ⇒RD 潜脳調査室

パソコンテレビ GyaO

【プレセペ関連ニュース】
インタビュー『RD 潜脳調査室』のヒロイン・蒼井ミナモ役:沖佳苗さんにインタビュー!
イベントTAF2008:アニメ映像から情報が取れる!『RD 潜脳調査室』記者会見レポート!
イベント4月から日本テレビ系列にて放送開始!『RD 潜脳調査室』製作発表!
アニメポスト攻殻!プロダクションIG×士郎正宗が送る最新サスペンス『RD 潜脳調査室』、2008年4月より放送決定!
モバイルコミックを楽しみ、画像認証で特典ゲット!!
携帯で『RD 潜脳調査室』をもっと楽しもう!!
■ミナモちゃん大活躍?!携帯コミック『直感少女☆ミナモ』■

本作のヒロイン・蒼井ミナモを主人公とした携帯コミックが展開中!
シリーズ構成の藤咲淳一氏の書き下ろしによる本編の前後を埋めるストーリー!
コミック版だけのオリジナルキャラクターも登場する、モバイルコミックを見逃すな!!


▲第1話は無料で読むことができる。続きはモバイルサイトで!
(C)Production I.G・士郎正宗/NTV・VAP・IG・DNDP
(C)4Cast・comic.jp


■史上初! TVの画像を携帯カメラで撮って待受画面などの特典をゲット!!■

『RD 潜脳調査室』モバイルサイトでは、画像認証による特典サービスを展開中!
放送中のTV画面を撮影することで、特製壁紙などの特典をゲットできるのだ!!
手順は以下の通り!

(1)携帯サイトにアクセスして、撮影する場所をチェック!
(2)放送中のアニメにて、指定された画面を撮影
(3)撮影した画像をrd@pic.m-rd.jpに添付して送信
(4)送信された画像が正しければ、成功を知らせるメールが返信される
(5)メールに記載されたアドレスにアクセス、特典ゲット!

特典としては待受画像や着ボイスの他、限定の用語集やグッズプレゼントへの応募権などが予定されているそうだ。
DVDの画面でも、ネット配信動画の画面でも認識するそうなので、是非チャレンジしてみよう!!


プレゼントコーナー!!!
今回、インタビューに答えてくださった森功至さんと藤原啓治さんの寄せ書きサイン入り、TVアニメ『RD 潜脳調査室』のポスターを抽選で5名様にプレゼントします!!



◆募集期間:2008年4月30日(水)~5月29日(木)12:00まで


※応募は終了しました。

(提供:バップ様)
※画像はイメージです。実際の賞品にはサインが入っています。


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