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大森貴弘監督 スペシャルインタビュー
7月7日――七夕から放送を開始するTVアニメ『夏目友人帳』。
その監督を務めるのが、『バッカーノ!』でも監督を務めた大森貴弘氏だ。
人間と妖の心を描く物語の魅力とは? 大森監督にお話を伺った。


――「夏目友人帳」の監督に決まった時の感想をお聞かせください。

とても優しく、誠実な作品だと思いました。同時に微妙な機微の表現に、作り手としての想像力を刺激される思いでした。


――作品を手がける上でこだわっている点や苦労した点などはありますか?

風、光、水などの自然の表現を始め、リアリティとはまた少し違う、共感され得る風合いを表現する事を目指しました。全体的に白く、光に包まれた明るく柔らかい色合いが想像される作品であると同時に、暗く硬質な部分との落差が必要な作品であり、その辺のバランスは苦心している所でしょうか。
また、制作作業の行程で分かってきた事ですが、思いの外キャラクターに動きのある作品でもあり、特に音響演出の部分で、ゆったりした時間の流れとのバランスの保ち方に注力しています。


――作品内には様々な妖怪が登場しますが、妖怪の描き方などで工夫されている点などはありますか?

敢えて特殊な処理はなるべくしないように心掛けています。それは夏目にとっての妖怪は現実のそれと感じられているからで、特撮的な特殊な処理よりも、全体的にモンタージュを用い、見えたり見えなかったりする人外の表現を、視聴者の皆さんが夏目と同じ目線で見えるように、と考えています。ただし、等身大でない妖怪の大きさの表現は、質感を与えたり、音性的な表現も一味加えています。

――お気に入りのキャラクターや、注目してほしいキャラクターはいますか?


お気に入りは塔子さんですかね。作中、もっとも目立たない人かも知れませんが、恐らくニャンコ先生の次に大事な人です。夏目にとっても作品にとっても。
動きが面白いのは何と言ってもニャンコ先生です。これはアニメーションならではと自負していますが、思わず笑いながら、何だかこの奇妙な生き物を愛さずにはいられないと思います。
もう一人は笹田でしょうか。原作と違い、転校せずに夏目の同級生として残ります。彼女も含めた、クラスメイトとのやりとりも、アニメ版では少し膨らませている部分ですので、見て欲しい所です。
他にもオリジナルの妖怪や、原作でも名物の中級妖怪、また、子ギツネなんかも登場回数が原作より少し多いので、その辺の表現にも期待して下さい。


――「夏目友人帳」という作品の、一番の魅力は何でしょうか?

郷愁と、共感です。誰もが持っている寂しさだったり、ありがとうと言う感謝の気持ちだったり、そう言った日常のありふれた感情を呼び起こしてくれる所が、最大の魅力だと思っています。


――これから作品をご覧になる皆様にメッセージをお願いいたします。

リラックスしてご覧下さい。決して大作ではありませんが、きっと観て下さった皆さんの、その後の一週間の時間に、潤いを与えられるものになっていると自負しています。

――ありがとうございました!


見てほしいのは人間だけじゃない――
 メインキャストインタビュー掲載中!


第1話アフレコの終了後に、インタビューを行いました!
「人と妖怪のそれぞれの思いみたいなものがすごく魅力的なのじゃないかと思います」(夏目貴志役・神谷浩史さん)、「みんなのチームワークの良さが感じられてとてもやりやすかったです」(ニャンコ先生役・井上和彦さん)など、貴重なコメント満載です!
是非、読んでみてくださいね!




いちばん切ないあやかし譚――
 ストーリー&キャラクター紹介


夏目貴志 CV:神谷浩史

類稀なる妖力の持ち主。
両親がおらず、その力のせいで親戚中をたらいまわしにされてきた。
祖母・レイコの遺品である友人帳を持つことで、妖たちと関わりを持っていく。

緑川ゆき原作の『夏目友人帳』(白泉社、「LaLa」「LaLaDX」にて連載中)は、コミックス累計90万部を突破し、「このマンガがすごい!2007オンナ版」の「本当におもしろかったマンガベスト20」や、ダ・ヴィンチ(メディアファクトリー刊)の「BOOK OF THE YEAR 2007 今年、あなたの心をふるわせた本は?」のコミック部門でも、ともにベスト10に入るという人気原作であり、今回のアニメ化はまさにファン待望、と言えるだろう。

その力ゆえに、孤独となった少年・貴志と妖たちとの間で描かれる、切なく、心温まるストーリー――それが、『夏目友人帳』である。

【STORY】
心優しい藤原夫妻の元に引き取られた夏目貴志は、妖(あやかし)から追われる日々を過ごしていた。周りから気づかれないように逃げ回る日々。ある日神社に逃げ込んだ夏目は、うっかり祠の周りに張られていたしめ縄を切ってしまう。すると、そこから出てきたのは、招き猫の姿をした妖だった。
斑(まだら)というその妖から、妖は夏目レイコと勘違いしていること、名前を返してもらいたがっていることを聞く。レイコの遺品の中には確かに「友人帳」という名の帳面があり、何やら文字のようなものが描かれている。

自分のように人間から嫌われたレイコ。その寂しさからか、妖たちに勝負を挑み、子分になる証として名前を友人帳に書き連ねたという。夏目にはレイコの気持ちがわかるような気がした。名前を返してやろう。なぜだかそうしなければならないような気がした。そのことが身寄りのいない自分と祖母をつなく縁に思えたのかもしれない。



ニャンコ先生 CV:井上和彦

本来は優美な姿を持つ斑(まだら)という妖が招き猫に封じ込められ、いつしかその形になじんでしまったもの。
夏目が死んだら友人帳をもらうという約束で、夏目の用心棒をしながら家の飼い猫として一緒に暮らしている。


夏目は自分を襲ってきた斑に、死んだら友人帳を渡すかわりに、名前を返すのに協力してほしいと説得する。呆れながらもそれを聞き入れる斑。
友人帳をその妖のことを思いながらページをめくる。すると自動的に名前が選び出される。夏目がそれを咥えて息を吹きかけると、文字が妖の元に戻っていく。すると妖怪の気持ちも流れ込んできた。
夏目は妖怪の心を知る。妖怪にも人間にも心がある。夏目は妖たちと向き合っていくことを決めるのだった。



▲ニャンコ先生の本当の姿、斑▲

夏目レイコ CV:小林沙苗
貴志の祖母。
若くして亡くなったらしいが詳細は不明。
妖たちからも一目置かれる美貌と妖力の持ち主だったが、人間からは嫌われていた。
妖の名前を集めて友人帳を作った。


名取周一 CV:石田彰
人気俳優。
夏目と同じように妖が見える。
皮膚にトカゲの形をした妖がついていて、動き回る。
古くは祓い人の家系で、妖祓い人も請け負っている。


田沼 要 CV:堀江一眞
八つ原に住むお寺の息子で夏目の同級生。
夏目ほどではないが、妖を感じる力がある。
同じ気持を初めて分かち合うことができた友だち。


STAFF
原作:緑川ゆき(白泉社「月刊LaLa」「LaLa DX」連載)
監督:大森貴弘
シリーズ構成:金巻兼一
キャラクターデザイン:高田晃
妖怪デザイン:山田起生
美術:渋谷幸弘(石垣プロダクション)
色彩設計:宮脇裕美
撮影:田村仁(デコロコ)
編集:関一彦
音楽:吉森信
アニメーション制作:ブレインズ・ベース
制作:NAS
製作:「夏目友人帳」製作委員会


CAST
夏目貴志:神谷浩史
ニャンコ先生:井上和彦
夏目レイコ:小林沙苗
名取周一:石田彰
田沼要:堀江一眞
藤原塔子:伊藤美紀
笹田純:沢城みゆき
西村悟:木村良平
北本篤史:菅沼久義
夏目(少年時代):藤村歩
関連リンク
『夏目友人帳』アニメ公式サイト : http://www.natsume-anime.jp/
あにてれ『夏目友人帳』 : http://ani.tv/natsume/
放送情報
【放送情報】
2008年7月7日月曜深夜1時~
テレビ東京系列にて放送スタート!

テレビ北海道:7月8日より毎週火曜深夜2:30~
テレビ愛知:7月8日より毎週火曜深夜1:28~
テレビ大阪:7月12日より毎週土曜深夜2:05~
テレビせとうち:7月12日より毎週土曜深夜2:10~
TVQ九州放送:7月10日より毎週木曜深夜2:48~

OP&ED曲情報


□ オープニングテーマ □
喜多修平『一斉の声』
作詞:椎名慶治
作曲:TAKUYA
編曲:TAKUYA,h-wonder
(Aniplex)

□ エンディングテーマ □
中孝介『夏夕空』
作詞/作曲:江崎とし子
編曲:羽毛田丈史
(EPIC Records Japan)
©緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会
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