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10月から放送の『地獄少女三鼎』ED曲「いちぬけ」を歌う能登麻美子さんにインタビュー! [08月21日]
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2005年10月から放送された第1シリーズ『地獄少女』、2006年10月から放送され、衝撃的な結末を迎えた第2シリーズ『地獄少女二籠』。そして第3シリーズとなる『地獄少女三鼎(みつがなえ)』が2008年10月よりTOKYO MXにて毎週土曜日17:00~他にて放送開始される。
『地獄少女』は、ホームページ『地獄通信』に憎い相手の名前を書き送信すると、地獄少女が現れ、恨む相手を地獄へ送ってくれるというホラーアニメ。しかし、呪った本人も死後地獄で永遠に苦しむことになるという代償を払わされる設定と、勧善懲悪では割り切れないストーリーがからみ、複雑なヒューマンドラマに仕上がっている。
この第3シリーズ『地獄少女三鼎』のエンディングテーマ「いちぬけ」を歌うのが、地獄少女こと閻魔あいの声も担当している能登麻美子さんだ。
8月2日にこの「いちぬけ」のレコーディングが行われ、その直後、能登さんへのインタビューが行われた。
能登さんが歌う第3期のED曲の印象、再び演じることになった閻魔あいのことなどを伺った。
──能登さんのレコーディング直後のご感想をお聞かせください。
能登麻美子さん(以下 能登):今回、『地獄少女』の曲を歌わせていただくのは3回目になるんですけれども、1期、2期とまた全然違う曲調になっています。歌い方についてはそんなに変わっていないんですが、曲の雰囲気やメロディは、まただいぶ違うテイストだなと思っています。今は歌をつないでいただいている段階ですが、これが完成するのが楽しみです。
──3期連続で歌を歌われる感想をお聞かせください。
能登:また歌わせていただけるのは、とても嬉しいですね。エンディングで自分が歌うという形で参加させていただけるのは、幸せなことだなと一期でも言っていたんですが、それも3回も続けることができて、とても嬉しく思っています。
──今回の曲はテイストが違うとのことですが、具体的には?
能登:ディレクターさんとのやりとりで毎回テーマのようなものがあるんですが、2期の時は「母親的な目線で」という距離感だったのですが、今回は「ろうそくをイメージしてください」ということで。「私? ろうそく!?」とちょっと驚いたんですけど、ろうそくの火を静かに静かに消さないように、炎は揺らぐけど、消えはしないというような空気感を持って歌ってくださいと言われたので。私もイメージを与えてもらえるととても歌の世界の入りやすかったんですけども。歌としてはとてもフラットで、すごく盛り上がるわけでもなく、火がチロチロ燃えているような、わりと抑揚のない静かな曲という印象を受けました。
──フラットな曲を歌うのは、難しいと思うのですが。
能登:『地獄少女』の曲は、1期も2期もそんなにドラマチックではなく、淡々とはしているんですが、3期の曲は、よりメロディが本当に難しいんですけど、ともすると歌い上げてしまうような曲なので、もっと「ろうそく的に」と先ほどもダメ出しされたんです。多分、曲を聴いていただけると、こういうことかと分かっていただけると思います。私はこれまでとは全然違う世界だなと思いました。
──より静かな曲なんですか?
能登:そうですね。より静かだと思いました。バックの音はヴァイオリンが入ったりとかして静かではないんですが、そこで歌っている存在が消え入りそうな感じが、より1期2期より強いかなという印象ですね。
──能登さんは歌詞の世界はどんな風に感じられましたか?
能登:タイトルが「いちぬけ」という曲なんですが、歌詞は、気が付いたら居なくなっている……怖いですね(笑)。怖いんですけど、音もなく存在が消えゆくみたいな、一抜ける、ひとり抜けるとか、そういう「ぬける」という言葉が、私の中では静かにいなくなっていくみたいな印象で。怖いんですけど(笑)。そういう『地獄少女』が持つ静の不気味さというと語弊があるんですが、ちょっと薄ら寒くなる、ひんやりす、怖いけど、惹かれてしまう、目が離せないっていう、そういうものを歌詞から感じました。言葉にしにくいんですが。
──お芝居ではなく、歌で『地獄少女』の世界を表現することの、やりがいや難しさなどがあると思いますが、ご感想をお願いします。
能登:やはり歌はメロディと詩の世界がこの『地獄少女』としっかりリンクしていると思うんですけど。歌は一貫して同じディレクターさんが録ってくださっているんですが、その方が今回はこういうテーマでと、道しるべを下さる方なので、自分もイメージとして歌の『地獄少女』の世界にとけ込んで行くことができると思います。お芝居だと、あいというひとつの絶対的な壁があるんですが、歌の場合は自分全部で、とけ込んで行きますという感じがありますね。役という垣根なく、自分が全部とけていくような心持ちなので、それはやっぱり演じるのとアプローチが違うのかなと思います。
──また3期で閻魔あいを演じることになった感想をお聴かせ下さい。
能登:自分の中でも3期があると頭では分かっていたんですが、まだどこか実感が伴っていない状態だったんです。でも、まだアフレコは始まっていないんですが、先日番宣を録らせていただきまして、久しぶりにあいのセリフを言わせていただいた時に「あ、また帰ってこれたんだ」という、また新しい気持ちで挑戦することができるんだ、あいを演じることができるんだと、とても感慨深かったですね。
──3期の閻魔あいは、1期と2期とだいぶ違う感じになるのでしょうか?
能登:私も第3期がどんなお話になるのかまだ詳しく伺っていなんですが、3期の番宣の中では「あなたは私の中にいる──」って言うんですね。あなたの中というのは、多分、御影ゆずきちゃんという新しいキャラクターにあいが憑依するみたいな……形でしょうか。違ったらごめんなさい。あいは実態がなく、彼女の中に入っているみたいなところから始まる第3期だと思うので。実態がないということはあいの絵がない? てことかなと、全然想像がつかなくて。でも地獄流しはあると思いますし、お馴染みの方々が出てくると思いますので、色々な意味で楽しみ満載です。
──『地獄少女』も3期目ということで、改めてこの作品の魅力はどこにあると思いますか?
能登:そうですね。結構1期と2期でもカラーが違ったと思うんですね。この作品の魅力ってなんなんだろうと考えると、10人の人がいたら、10人が面白い部分が違うんじゃないかと思うんですね。私自身もこの作品の魅力がどこにあるのか、間口が広すぎて分からないんですが。個人的に、なんだろう……。もちろん地獄流しとかもあって、エンターテイメントなんだけど、ちょっとずつリアルが介在していて。いじめの問題とか、物語なんだけど、これを見た後に、「そういうことあるよね」という現実性とか。それから、都市伝説とかも単純に魅力的だと思いますし。全部含めてエンターテイメントが強い作品なんじゃないかと思います。また明るく押し出すというのとも違うところも、昨今では少ないような気もしますし。私もひとつだけ魅力を上げるのは難しいと思います。
──最後にファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
能登:『地獄少女』の3期が始まるということは、自分も含めて作品に携わっている人たちにとっても幸せなことだと思います。それだけ、皆さんに受け入れられて、3期まで続くということは、これからもっと皆さんに楽しんでいただけるようにという責任感もありますし、今まで観たことのない方にも、より多くの方にこの作品を観ていただきたいと思います。3期という縁があったからには、面白いなと思っていただける作品にできたらいいなと思っていますので、皆さんも放送を楽しみに待っていていただけたらと思います。
──ありがとうございました。
【音楽情報】
『地獄少女三鼎』
エンディングテーマ「いちぬけ」
歌:能登麻美子
【放送情報】
『地獄少女三鼎』
2008年10月より放送開始!
TOKYO MXにて毎週土曜日17:00~
(リピート放送 毎週木曜日23:30~)
毎日放送:毎週土曜日26:25~
アニマックス他にて放送予定
【STAFF】
原案・監督:わたなべひろし
原作:地獄少女プロジェクト
シリーズ構成:金巻兼一
キャラクターデザイン:岡真里子
アニメーション制作:スタジオディーン
【CAST】
閻魔あい:能登麻美子
一目連:松風雅也
骨女:本田貴子
輪入道:菅生隆之
きくり:酒井香奈子
ナレーション:小倉久寛
【関連リンク】
『地獄少女』公式サイト:http://www.jigokushoujo.com/
(C) 地獄少女プロジェクト/スカパーウェルシンク・アニプレックス |
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