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『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』DVD発売記念トークイベント3月13日(金)開催!イベントレポート! [03月23日]
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全世界で高い評価を得、70カ国での公開を控えるアニメーション映画の金字塔が押井監督全面監修のもと、DVD&Blu-rayに凝縮された!!
『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』DVD&Blu-rayが2009年2月25日に発売された。さらに今回は押井監督全面監修のもと、貴重なコレクターズエディションまで登場! 主人公が所属するロストック社から支給された真鍮製の用具箱をイメージして作られたゴールド・メタルボックスには、留め金がついており、より頑丈な作りとなっている。また、完成型の「散香 マークB bis」戦闘機プラモデルも収納されており、より『スカイ・クロラ』の世界観が楽しめるものとなっている。
その『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』発売記念として監督の押井守さん、音楽の川井憲次さんのトークイベントが3月13日(金)に、渋谷HMVにて行われた。
映画パーソナリティを務めるのは伊藤さとりさん。
──では、一言ずつご来場の皆様にご挨拶をお願いします。
押井:こんばんは。押井守です。DVD&Blu-rayをお買い上げいただきましてありがとうございます。『スカイ・クロラ』の公開は、僕はもうずいぶん昔のような気がするんですけども、今日は短い時間ですけれども『スカイ・クロラ』についていろいろお話できればいいと思っています。よろしくお願いします。
川井:皆さんこんばんは。雨の中、どうもありがとうございます。今日は短い時間ですけども、楽しんでいってください。よろしくお願いします。
──『スカイ・クロラ』DVD、Blu-ray、そしてコレクターズエディション、という形で販売になりましたが、押井監督が監修ということですごいコレクターズエディションが完成しましたよね。どこにこだわられたのでしょうか。
押井:缶(ゴールドメタルボックス)ですね。缶を作るのは結構大変でした。なんでこんなに高いんだ!? と思う方もいるかもしれませんが、実はこの缶にかなりお金を使っているのかなと思っています。しっかり作ってほしいとお願いして、逆さにしてもフタが開かないように留め金もつけて。本当の真鍮みたいな、油がしみているような感じがいい。「caution」や「DANGER」みたいなシールを貼ってもいいけど、はがれたらかっこ悪いし、何年経ってももとの状態でいられるように、表面に印刷してもらったり。そういうふうにやっているうちにだんだん、もしかしたら高くなっちゃったのかもしれない(笑)。買った方はご存知かもしれませんけど、中に散香の戦闘機「散香 マークB bis」というプラモデルが入ってるんですけども、これがもしかしたら単価でいうと、一番高いかもしれない。限定生産だったのでどうしても安くならなくて。しかも完成品になってますので、こんなに高くなっちゃった。おまけは別として、今回は画質、音質、中身やクオリティにも注目してもらいたいですね。画面に関してはかなり頑張れたと思ってます。Blu-rayをご覧になられた方はおわかりかもしれないですけど、DVDと比べると、やっぱりかなりよくなっていますね。特に冒頭・中盤のシーンですが、雲の動きがかなりクリアに出ていた。雲の切れ端の末端は絶えず変化しているんですけど、そこらへんが基本的にほぼ再現されている。また、テロップにコントラストをつけて読みやすくしたりと、あえてビデオでしかできないようなこともちょっとやっています。『イノセンス』のときもずいぶん頑張りましたが、今回はこれでしばらくはリマスターなしでいけるかなというふうに自負しております。マスタリングっていうのはかなりしんどい作業なんですが、今回は苦労というよりは楽しい作業でしたね。今回に限って3Dが多かったということもあるんですけど、かなり頑張ってやれたかなと思っています。もちろんDVDでもいいんですけれども、もし将来Blu-rayを購入予定のある方はぜひBlu-ray版を買っていただくのがいいかと。できればDVDは記念品として。こういう不景気な世の中なので、他のDVDはあきらめてですね(笑)。
──まさに世界観にこだわっているからこそ、そういうボックスにしたと。さらに映像もBlu-rayで挑まれたようなんですけども、川井憲次さんは今回Blu-rayを観られてどんな感じだったんでしょうか。
川井:やっぱりBlu-rayはすごいなと思いましたね。劇場で観る映像をそのDVDに、まあDVDが悪いって言うんじゃないんですが、DVDだとディティールの部分がつぶれてしまったり、そういうことがあったんですけど、Blu-rayだとそれが全部再現されてて、それはすごいなと思いました。
──ほぼ押井監督の作品といえば川井憲次さんが音楽をつけるということなんですけども、もともとお二人のお付き合いというのは相当昔になりますよね。
押井:もう20年経ちましたよね。『紅い眼鏡』という実写映画からですね。
川井:そうですね。そのくらいです。
押井:僕の作品で川井くんの音楽でない作品を探す方が大変じゃないですかね。確か一本か二本ある。基本的には川井くんにやってもらっています。他の方を考えることはないですね。何でこんなに一緒にやってこれたのかというと、要するに飽きないんですよね。友人として……でも友人というわりにはもうマージャンもやらないし、忙しくなっちゃったから温泉も行かなくなっちゃいましたけど、かつてはさんざん温泉に行ってピンポンをやった仲だったんです(笑)。そういう中でしか生まれない意思の疎通ってあるんだと思います。毎回作品ごとに音楽のテーマも変えているので、コンセプトとか、音の録り方まで、絶えず変化を求めたり、新しいことをやっている。そういう感じでやってきたので、ここまでやってこれた感じがします。僕にとっては映画は音が半分大事だと思ってるので。初めての人とやる方がリスクが大きいし、僕は新規を求めるのではなくて、今組んでいる人間といかに違うテーマでまた組めるかということが、ある意味ではスリリングで面白い。今後も多分……まあ、川井さんが嫌だって言うなら別なんですけど(笑)。あとは肝臓にきたとか健康問題上問題なければいつまでもやってほしいなと。
川井:(肝臓は)実はやばいんですよ(笑)。
──確かに押井監督の作品は音が非常に立っているというか、でもそれが自然にミックスされている感覚が印象的なんですが、川井さんは押井監督とお仕事をされていて、「ここは素晴らしい!」「ここはいかがかな?」という、今だから言えるというようなことってありますか?
川井:そんなこと言えるわけないじゃないですか(笑)。押井さんからは、いつもお題を出されるんですね。例えば『スカイ・クロラ』でいえば、ハープだったり、『攻殻機動隊』でいえば太鼓だったりとか。そういうお題を必ず出されて、じゃあそれをどういうふうにアレンジするかっていうのが、要するに曲全体を考えるのではなくて、楽器を内側から考えていける、そういう作り方ができるんですね。だから唯一そういう作り方ができる監督だと僕は思ってます。僕にとってはそれが非常に新鮮で、楽しい作業ですね、大変だけど(笑)。
──では今回の『スカイ・クロラ』はハープを使ってというのがまずお題にあって、ストーリーを説明されて川井さんはまた、こんな音楽でどうですか? というような話をされるんですか?
川井:そうですね。最初にハープを使ってくれっていうのがあって、で、ハープをいっぱい重ねたらいいんじゃないってほとんど正解みたいなことを(押井さんが)仰るんですよ。でも重ねるったって大変じゃないですか。それで日本の有名なハープの演奏者と話をして。ある程度はシミュレートしたんですけども、やっぱり生でやるということは今まで例がないというか、他にもなかったので参考になるものがなくて非常にそれが苦労しました。でも楽しかったですよ。
──押井監督の作品というのは非常に妥協を許さないというかこだわっていると思うんですけど、川井さんは音楽をつけるにあたって、押井監督と仕事をするときはやっぱり相当な時間をとられるものですか?
川井:押井さんの作品って、ポストプロ、要するに映像の調整にものすごい時間をかけるんですよ。ということはイコールその時間、僕は音楽の時間が増えるということになる。大抵の映画は時間がないことが多くて映像があがってから音楽をあげるまで、10~15日あればいいほうで、1週間なんてこともありますね。でも押井さんの場合はそれがないので、1ヶ月とかゆっくりやっていられる。僕にとってはとてもラッキーなことなんです。
──押井監督は今回の『スカイ・クロラ』の音楽が出来上がったのを聴いて、最初はどういうふうに感じられたんですか?
押井:最初にキーボードなどでメロディがあがってきたときに、大体いつも「今回もいけるかどうか」っていう「匂い」がするんですよね。あとはメロディをどういうふうに作品中に一番立ち上げるときにどう聴かせるのか。作品における音楽の在り方みたいなものが毎作品違う。ただ『スカイ・クロラ』の場合は基本的に単一の音楽が聞こえてくればいいんです。たとえば最初はハープだけでもいいんじゃないかという話し合いもあったんです。でもさすがにそれだけではきついだろうということで、ストリングスも欲しい、コーラスも入れようかとだんだんいろいろ加わっていくんですけども、基本的には曲数の少ない、シンプルで印象に残る曲を作りたかったんです。大作だからこそ、シンプルで薄い音楽というか、音色で勝負できるようなそういう仕事がしたい。実はそういうのは予算とスケジュールがたっぷりあってでしかできないものなんですよ。逆に何もないというときは、シンセのオーケストラで「ドンドンドーン!」とやっちゃうときもあるのかもしれないけど、僕は最近、音楽をあまり厚くしたくなくなってきたんです。薄い編成で、音色でじっくり聴かせたい。しかもいろんなメロディを使うんじゃなくて、映画を観たときに必ずその音楽が浮かびあがってくる、そういう作りが映画にとって正しいのかなという気がしてきてるんです。実写映画とアニメ映画とでは、またちょっと考え方を変えたりします。映画のときには2時間スパンでもギター1本でいけちゃったりする。音楽は少なくて2曲か、3曲で十分もつという作品もあると思うんですよね。でもアニメーションというのはすべてをゼロから用意しなければならないので、どこかで音楽で支えてもらったりとか、あるいはキャラクターの心情をどこかで持ち上げてもらったりとかしてもらわないといけない。理想を言えばアニメーションの音付けも実写に近くなるように最終的に持っていければいいと思っています。昔のヨーロッパの映画なんかはそういうふうになっている。最近のヨーロッパ映画はちょっとアメリカナイズされてきて結構音をベタ付けにするものが多くなった。どうしても音が増えてきていますよね。僕は最終的には映画の中で音をいかに減らしていけるかということを考えてますね。そういうときに楽器だけが持っている音色を大事にする。今回はのハープはそういうつもりでお願いしたつもりです。川井さんはとても音色を大事にする。「もういいんじゃない?」というところでも、もう一度やる人ですよ。僕の耳ではほとんど区別がつかないので、最近はそれに付き合うのに疲れるときもあるんです(笑)。でもそういうトラックがあればこそ、映画というのは日常とは違う体験として、非常に素晴らしい体験になる。映画は本来そう贅沢に作られるべきだし、作られてほしいんですよね。なかなかそういう機会は多くないんですけど。今回は作品のスタイルからすると、『イノセンス』よりは小振りだけれども、『イノセンス』のときにはできなかった体験ができました。
──確かに今お話を伺っていて、押井監督の作品というのはセリフというよりも映像の中で物語を語っているというか、映像だけで物語が想像できる内容だなと思うんですが、川井さん、今回の『スカイ・クロラ』はまさにその空の映像もそうですし、それぞれの登場人物の言葉ではないニュアンス的な雰囲気というのも非常に味わい深いものだったんですが、ご覧になられていてその映像的な部分ですとか、ストーリーについてはどういうふうに思われましたか?
川井:とにかく『スカイ・クロラ』の映像を観たときに、空の青さが際立っているんだけど、それだけにその怖さを感じる。ハープを使うことが第一のテーマだとしたら、その空の青さを際立たせる怖さをどう出していこうかなというのが自分にとっては第二のテーマだったんですね。自分的にはいかに迫力を出すか、静かな音でどうやって迫力を出せるのか。例えば分厚いストリングスを入れてドラムとか派手な音でもって迫力を出すことはできるんですけども、だけどそうじゃない静の迫力をどうやって出すか、それにちょっと苦労しました。
ここでご来場の観客から質問を受け付けることに。
観客1:以前押井監督が、以前押井監督がこれからの人生は2周目になると仰っていたんですけども、これから押井監督は何を思って、映画を作っていくのですか?
押井:好きな映画を撮ろうと思います。今でも好きな映画を撮っているじゃないかと思うかもしれませんが、そういう意味合いとは違った意味で、なんて言うんだろう、自分の体に聞いてみるっていうんですかね、そんなようなことを考えてます。何が自分にとって、気持ちいいのかと。気持ちいいというのは「きれいである」「美しい」「迫力がある」とか全部含めてですけれども、今まで頭の中で考えてきた部分を全部忘れて、自分の生活と体の中から出てくる、その気持ちの意図とかそういうものを探していきたいと思っているんです。そういう意味でオリジナルとか原作という考え方はやめちゃいましたね。ただ原作はできれば小説の方がいいですね。漫画の場合はどうしても絵柄がついてくるので。今回小説の原作ではじめて『スカイ・クロラ』をやったときに、楽しみがわかったんですよね。昔はそういう考え方ができなかったと思いますね。それは多分人生2周目に入った余裕っていうわけじゃないんだけど。なんかね、もうやることが一回終わったんですよ、自分の中で確実に。そこから何を作るかというと、当然変わるだろうと思っているし、変わってほしいという思いもあって『スカイ・クロラ』を作ったんです。考え方としてはそういうふうなことですね。くるものは素直にやろうと。僕が何を作りたいかではなくて、僕の周りにいる誰かが何を作らせたいのかという、それに自分がどう応えられるのかという。その応えが出たときに自分の正体がまた一つ明らかになるっていうそういうサイクルに入った気がするんです。だからとても安らぐ感じです。昔みたいに「俺が!俺が!」ってけんか腰で作るのではなくて、誰かに応えるというのが大事になってきている感じがしますね。
──実写映画もやられて、最近ですと舞台(『舞台版「鉄人28号」』)もやられて、舞台を観にいかれた方は……(会場ほぼ挙手を見て)ほぼですね!
押井:高くてどうもすみませんでした(笑)。鉄人の舞台を観られた方は多少僕の言ったニュアンスがわかるかと思います。なんかこう、しびれるような時間を作りたいですね。感動というとちょっと違うかもしれないけど、日常の中で眠っていた自分の中にある感覚に立ち上がっていくという、それが僕の考えている気持ちよさですよね。
観客2:戦闘機のレンダリングについてなんですが、一般的な3Dのシェービングが使われていると思うんですけど、もっとのっぺりとしたレンダリング方法もあり得たんじゃないかなと。
押井:セルシェーダーっていうやつですね。輪郭線が出てくるような、レンダリングなんですけども、3次元の技術を使いながら、2次元的に吐き出していく、要するに輪郭線を全部出していくという。僕はセルシェーダーって嫌いなんですよ。あれにはあまり未来を感じない。将来性がある方法論には思えない。確かにアニメーションが好きだっていう人は例外なしにアニメのそのライン(線)が好きなんですよね。塗り分けられた色面と線、いわゆる「絵」ですよね。僕自身が絵描きじゃないということも大きく関係するかもしれないですが、3次元を経由してそのアウトラインを出していく、輪郭線を残していくということには、映画的にはあまりリッチなものを感じない。輪郭線が入った瞬間にある種の抽象が入ってくるわけですよ。それには僕はあまりこだわりたくない。もちろんキャラクターの方には線が残っているわけだけど、それをどうやってマッチングさせるのか、『イノセンス』のときから、そのノウハウに蓄積はあったので、セルシェーダーはやめましょうとなりました。それはほとんど迷わなかったですね。逆にアニメーションをやっているときにセルでやったときも、肌のこのラインが大嫌いで『攻殻機動隊』では、できるだけ肌を白くして、フィルタで少し輪郭を飛ばすというかね、ラインを意識しないで見てもらう工夫をしてたんですよ。昔は『攻殻機動隊』で、かなりどぎついフィルタを使ってましたけど、今回はデジタルになって、選択肢も広がったからこそ、昔やれなかった線を離れたアニメーションに向かいました。いずれそちらの方向にいくだろうという予感があったから。もちろん2次元的なアニメーションも残っていくだろうし、それもあっていいんですよ。ただアニメというよりは映画として考えてもらう。どちらがよりリッチな映像作れるかという。色彩ということを目指すと逆に輪郭線というのが邪魔なんです。必ず。僕は、色、色って言ってるんですけど、現場では逆に色のことはあまり言わないんですよ。「光」だと言っているんですね。色というのは、つまり光のことを言っているんですね。だからこそ光に反する輪郭線の存在っていうのはできる限り避けていきたいんです。多分今後もそうなると思いますね。『イノセンス』では光の距離に合わせて光の当たり方が変化しているんですね。冷蔵庫に向かって歩いていくにつれてだんだん蛍光灯の色が強くなっているんですよ。そうすることで臨場感とか、光を意識してもらうことにつながる。それが僕にとってのいわゆる世界観ってやつなんですよ。僕の作る映画のカットにはアニメーションであってもすべて光源があるんですよ。そういった意味で、『スカイ・クロラ』の雲の上の散香っていうのは、非常に作業としては面白かったですね。太陽光線だけでなく、雲に当たって反射した光とか、自分自身の機体の反射とか全部入っているんですよ。もちろんそれ以外に一部照明を使っています。空飛ぶ照明。そういう作業をやって映画を作るというのが最大の魅力なんです。
──これから期待したい、お二人の今後の作品を教えてください。
川井:四月に長谷川京子さんと椎名桔平さんが出演される『レインフォール』という映画が公開になります。あとホラーテイスト映画『ひぐらしのなく頃に 誓』という映画です。よろしければその二本、観にきてください。
押井:僕に関しては、相変わらず実写もやっております。今実写映画が二本待機中です。同時に仕上げに入ってます。多分秋とかに立て続けに出ます。一本はできればあまりお金を払いたくない映画(笑)。もしかしたら教養のために行ったほうがいいかなという、映画の上級者向けですね。もう一本は頭使わなくてもいい冒険大活劇です。僕には珍しく能書きゼロの映画です。ひたすらエロと暴力だけの(笑)。二本とも独立した長編映画の実写です。あとは今小説を書いてます。ラジオドラマ『鋼鉄の猟犬』というシリーズをやったんですけれども、それがもうじき書き上がります。あと、アニメの方はとてもお話できるレベルではないんですが、ぼちぼち始めています。かなり画期的な作品になると思います。これは期待してもらってもいいと思います。能書きがほとんどない映画です。心を改めましたんで(笑)。順調にいけば、再来年のどこかで公開できればいいかなと思っています。
川井:あと4月からのTVアニメ『東のエデン』も観てください。
押井:神山健治さんの『東のエデン』、僕もちょっと途中経過を見せてもらったんですけど、これ、かなりいけます。期待してもらっていいと思います。今の時代に最大限の挑戦的な作品です。ぜひ期待してください。
川井憲次さんはここで退場した。その後、押井監督からポスターのプレゼントを配られた。コレクターズエディション購入の方には、スカイ・クロラジャケットの色校のプレゼント。押井監督にその場でサインを入れてもらった。
──押井監督、最後に一言お願いします。
押井:本日はどうもありがとうございました。『スカイ・クロラ』という作品は、僕は思っているのは今の若い人とかは、もう10年経ってもまた観てもらいたいです。10年経ったときに絶対違って見えてくるんです。それが映画の生き残る状態とかですね。まあ、DVDであれ、Blu-rayであれ、何でも構わないですけど、もしかしたらまた新たに買われる日もあるかもしれない。10年経って振り返った時に映画っていうのは、10年前に見た良さが初めて出てくるんですね。思い出されたらぜひ、10年後にも必ず観てください。作った人間にはそれが最高の幸せです。ありがとうございました。
──どうもありがとうございました!
今回のコレクターズ・エディションでしか手に入らない「散香」の改造型はぜひ手に入れたい逸品。押井ファンなら必携だ!
【商品情報】
『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』コレクターズ・エディション
価格:43,050円(税込)
VPXV-71909
本編Blu-ray + 特典DVD
本編122分/片面・二層/AVC/16:9 1080p High Definition/音声:ドルビーTrueHD(6.1ch)、DTS-HD Master Audio(6.1ch)/字幕:劇場公開時字幕、日本語字幕 ★劇場用予告篇収録
◎3枚組デジパック仕様 特典DVD集
特典DVD1:製作途中の絵コンテやCG素材などで構成された第2の本編、「ライカリール DVD」
特典DVD2:テイク・オフ~映画『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』完成後ドキュメント
特典DVD3:プロモーション・各種リール集
◎スペシャル・フィギュア(1/72Scale 散香マークB bis)
◎スタッフ証言集ブックレット
◎『スカイ・クロラ決定稿』
『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』Blu-ray(通常版)
価格:8,190円(税込)
VPXV-71014
本編122分/片面・二層/AVC/16:9 1080p High Definition/音声:ドルビーTrueHD(6.1ch)、DTS-HD Master Audio(6.1ch)/字幕:劇場公開時字幕、日本語字幕 ★劇場用予告篇収録
◎作画監督・西尾鉄也氏による描き下ろしリバーシブル・ジャケット付(ジャケットの裏に掲載)
『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』DVD
価格:5,040円(税込)
VPBV-13287
本編122分/片面・二層/16:9 音声:1)ドルビーデジタルサラウンドEX(6.1ch)/字幕:劇場公開時字幕、日本語字幕 ★劇場用予告篇収録
◎作画監督・西尾鉄也氏、美術監督・永井一男氏、プロデューサー・石井朋彦氏によるオーディオ・コメンタリー収録!
◎作画監督・西尾鉄也氏による描き下ろしジャケットのデジパックを収納(Blu-ray Discと同イラスト/レイアウト別)
【STAFF】
[日本テレビ プロダクション I.G 提携作品
原作:森 博嗣「スカイ・クロラ」シリーズ(中央公論新社刊)
脚本:伊藤ちひろ
音楽:川井憲次
製作プロデューサー:奥田誠治/石川光久
プロデューサー:石井朋彦
監督:押井守
演出:西久保利彦
キャラクターデザイナー・作画監督:西尾鉄也
メカニックデザイナー:竹内敦志
美術監督:永井一男
美術設定:渡部隆
色彩設定:遊佐久美子
ビジュアルエフェクツ:江面久
CGIスーパーバイザー:林弘幸
CGI制作:POLYGON PICTURES
ラインプロデューサー:川口徹
制作:プロダクション I.G
製作:「スカイ・クロラ」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザース映画
【CAST】
草薙水素:菊地凛子
函南優一:加瀬亮
土岐野尚文:谷原章介
三ツ矢碧:栗山千明
草薙瑞希:山口愛
湯田川亜伊豆・合原:平川大輔
篠田虚雪:竹若拓磨
山極麦朗:麦人
本田:大塚芳忠
フーコ:安藤麻吹
クスミ:兵藤まこ
笹倉の犬:Lucy and Pericles
バスガイド:西尾由佳理
ユリ:ひし美ゆり子
マスター:竹中直人
ほか
【関連リンク】
押井守監督最新作 映画「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」公式サイト
http://sky.crawlers.jp/tsushin/
プレセペ特集[スカイ・クロラ The Sky Crawlers]
押井守全面監修『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』がついにBlu-ray&DVDで2月25日発売決定!
©2008 森 博嗣/「スカイ・クロラ」製作委員会
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