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10月より放映開始の『神霊狩/GHOST HOUND』アフレココメント!
[09月03日]
Production I.G.×士郎正宗が放つ新作アニメーション『神霊狩 GHOST HOUND』。2007年10月18日(木)からのオンエアに先駆け、アフレコ現場に潜入取材。メインキャストと中村隆太郎監督、脚本の小中千昭氏に、謎に包まれた物語の本質を聞いてみた。



――自己紹介と、演じるキャラクターの紹介をお願いします。

福山 潤さん(中嶋匡幸 役/以下 福山)
福山 潤です。僕がやらせていただきますのは中嶋 匡幸という、東京から(舞台である九州へ)転校してきたキャラクターで、みんなとは言葉も態度もどっちかっていうと浮いているような感じのキャラクターです。大神と太郎に対して、11年前のことについてちょっかいを出していくので、視聴者の方は「いけすかねぇ奴だな」と思われるかもしれませんが、僕個人愛をもってやらせていただいてますので、よろしくお願いします。

小野賢章さん(古森太郎 役/以下 小野)
古森太郎役の小野 賢章です。(昔色々あって)今に影響しているという、難しい役なんですけど一生懸命やるのでよろしくお願いします。

保志総一朗さん(大神 信 役/以下 保志)
大神 信役の保志 総一朗です。まだ1話で顔見せ程度しか出てないので、役に対して謎に包まれた部分が多いのですが、でも太郎との何か……確執みたいなのがあるんですか?
福山:あるんですよ、これが。昔のことでね。
保志:まぁちょっとアウトロー的な感じで、学校の中でもちょっと異質な存在かな、みたいな印象でした。これから色々解明されていくことを期待しています。

矢島晶子さん(駒玖珠 都 役/以下 矢島)
駒玖珠 都役の矢島 晶子です。都はまだ小学生なのですが、自分のお父さんが「お酒買って来た?」と言っても無視! 太郎君とかに「あのさぁ~」と言われても無視! したりで、どこか達観している感じの少女です。本当は太郎君たちと似た体質があるのかもしれないと感じていて、どこかで意識していると思います。それがいずれどういう形になるんだろうと個人的にはとても楽しみです。


――(中村隆太郎監督と脚本の小中千昭氏に)作品の見所を教えてください。

中村隆太郎 監督(以下 中村)
今少年少女たちが言っていましたが、彼ら自身が想像していないくらいとんでもないことになっていきます。彼らのお父さんお母さんのことも同じように出てきます。その中で4人が友達になっていき、そして、この世界の在りように触れてっちゃう、というようなとんでもない話です。

小中千昭 氏(以下 小中)
もともとは士郎正宗さんがProduction I.G.のために書き下ろした原案がありまして。物語は完全にこちらのほうで作らせてもらってるんですけど。士郎さんフィルターと言うか、その士郎さんのところから、まぁI.G.作品で言うと『攻殻機動隊』とどう違うものが作れるのかって言うところが、私としてのチャレンジではあります。
今回のシリーズはファンタジー要素というよりは、リアルな少年期でやろうとしています。舞台は九州の水天町という架空の町なんですが、非常に厳しい(方言)監修のもと、声優さんにも非常にご苦労をおかけして申し訳ないです。今までのアニメーションとはまた異質なもので作られていて、そういった意味では監督も僕も何が正解って言うところがわからない。ただ、こう声優の方々が喋るというところで、「あ、これがこうなんだな」とわかってくるところが、アフレコでの僕の楽しみなんです。


――この作品に対する意気込みをお願いします。

福山:まず最初にオーディションでこの役で資料をいただいた時にですね、自分でも思ってしまった部分と、あと事務所のスタッフに言われたんですが、目つきがそっくりだと言われたんですよ。
演じているととても複雑な気持ちになったんですけれども、それと同じように親近感が沸いている部分が結構大きくて、彼をやる上ですごく自由にやらしてもらっているなぁ、と思っている部分が大変大きいです。これからどんどん物語が進んでいって、シチュエーションが変わっていく中で匡幸が、今表面的に見えているものから見せていないものまでを、無理なくいい形で皆さんに伝えることができたらと思います。
とにかく、皆さんがすごく方言で四苦八苦しながらもリアルな芝居とか追求している中で、大変自由にやらしてもらっているので申し訳ないなぁ、という気持ちでいっぱいなんですが、僕自身は大変楽しいなと感じていて、これがうまく画面に乗ればいいなと思っておりますので、ぜひぜひ期待して見てください。

小野:まだアニメの経験がすごく少なくて、今、四苦八苦している状態なんですけど、一番この中で少年に近いっていう…。
福山:近いって言うか少年じゃねぇか!
小野:少年からちょっとむき出したっていうか。
福山:あ~、ちょっとね。
小野:うん、一番若さで…。
福山:おっと、キタなぁ! よーし、じゃあ、こっちは老獪なテクニックで!(笑)
保志:もう老獪ですか?
小野:キャストのみなさんがすごい人ばかりなので、必死についていけるように頑張っていきたいです。

保志:まだ第2話のアフレコにも登場していなくて、ちょっと乗り遅れてる感があるので、早く物語にどっぷり入るとこまでいって自分自身、楽しめるとこまでいきたいなって言うのがまずあります。あと、役的に今だと普段やる年代よりもちょっと下の年代なんだけど、キャラクター的にはあまり幼すぎず、でもやっぱり少年だし、みたいな難しさも感じつつやっています。

中村:たぶん今日、声優さんもアフレコやってて全然話がわかんないだろうなぁ、と思うんですね。でも、全部できればわかるようになりますので、その辺の感じを見ていったらいいなと思います。

小中:最初に士郎さんから原案もらって、監督とどういう風にしましょう? って言ったときに、WOWWOW作品というところもあるかもしれないですが、日本のなんでもない農村の中で、実は色んなことがある、というところが我々の最初の入り口ではありました。まぁ、話はそういう風にはいかないんですけど。そういった意味では今回はこれが売りです、とかアクションすごいんですとか言えなくて。言い方としてはツインピークスみたいな、としか言いようがないんですが、でも見たら、「全然違うじゃん!」って話になるかなぁとは思います。


――作品の一番の魅力はどこですか?

福山:アニメやドラマ見たりするときに、一本見て完結したいものなのか、連続して見たいものなのかとか、見る前から心構えを決めちゃうケースが多いと思うんですけど、いろんな先入観は捨てて見てもらった方がかなり面白いんじゃないかな。どうなって行くんだろうとか、これはどう繋がっていくんだろうとか、そういう純粋な気持ちに従って見ていただいたら、色んな言い方が出来ると思うので。

小野:自分もそうなんですけど、この先どうなっていくんだろうってわからないところですね。今、太郎自身が怖いものを見たことでわけがわからない状態になってしまって、ただ怖いだけになっているのが、これからどうなっていくのかどうかですかね。

保志:正直今の段階では僕も何が、とは言えないんですけど、でも漠然とでもすごく気にさせる何かがあるな、という。色んな仕掛けとかがあるのかもしれないですけど、ちょっと見た段階では予想も全然つかないし、方向性も最初だと全然わからないだろうし、でも何かやっぱり何か気になるという要素が随所にある作品かなという気がします。
あとビジュアル的に、九州の田舎のすごい落ち着く風景とミステリアスな部分とのギャップも魅力のひとつかな、と思います。

矢島:舞台となっている場所の景色や、そこに住んでる人たちの日常から始まってて、その雰囲気と太郎君の声がものすごく合っています。なので作品の世界に入りやすい感じがします。それから土地の方言が出てくる事によって、同じ事を言っても雰囲気が和らいだりとか、ちょっと怖い場面も、方言によって少し雰囲気が変わるとかそういう面白さもあると思います。


――現段階で役者の視点から感じた作品のイメージを教えてください。

矢島:あらすじを資料としていただいた時に、「なんだか実際にありそうな事件と絡んでるじゃんなぁ」と思いました。そういう人間がやることの怖さと、あとは目に見えないものの存在のお話も出てくるので、実はちょっとびびっていたんです。スタジオには盛り塩をしてあるんだろうか、そんなことを考えていたんですが、いざ始まってみたら、今のところ普通に暮らしてる人たちの紹介みたいな感じで、ちょっと安心しているところです。

――視聴者側からも最初は怖がらずに入れる感じですね?

矢島:そうですね。怖い話って感じではないですね。ちょっとタイトルが漢字で書くと怖い! って感じなんですけど、福山君も言ってたように、先入観を持たずに見てもらったほうがいいんじゃないかと思います。

保志:タイトルのイメージでだけ考えるとすごく最初怖そう、というか掴みどころが難しいタイトルかなって思うんですけど。サスペンスなんですか?
矢島:もあり、かな。
保志:サスペンスとファンタジーぽいのもやっぱあるし。アクションではないですか?メカはないですか?(笑)
矢島:メカならもっと(舞台が)拓けてるんじゃない?(笑)
保志:学園ドラマあり、青春あり、ヒューマンドラマありと、いうようにいろんな要素がありそうで面白そうだと思います。

小野:オーディションの時にまず最初に思ったのは「やっぱ怖そうだな」と。
昔の事故のことが書かれてあって、そのときあった事が、影響されて症状に出てきたりとかするのかなと思って。その後1話のビデオを見て、最後ちょっとビビりました。でも最後の部分以外は普通の中学生の生活を描いていて、楽しいのかな? 今の段階ではどうなっていくのか楽しみ、という風にしか言えないです。

福山:『神霊狩/GHOST HOUND』という仰々しいメインタイトルなので、幽霊、神霊描写があるんだろうなと思うと、アクションとか色々そういう風な想像されるかもしれませんけど、2話の段階ではそういう素振りは一切ないので、タイトルから想像しちゃうと煙に巻かれたような感覚はあると思いますが、例えば太郎が今置かれている状況をいきなり説明しないで、その生活の中の一部として説明してくれています。
例えば心理カウンセラーの平田と古森との描写の中で「本当にカウンセリングってこういう風に行われているのかな」とか、匡幸が出てきていきなり探りを入れていくって言うところで、なんでこいつはこういうことをするんだろう? という、現実に起こっている事と、ちょっとミステリアスな部分を織り交ぜていて、情報量が実は多いんだけれども、ゆったりと物語が進むのでその多さを感じない。テンポよくいっちゃうと情報を処理する間もなくただ終わってしまいがちなんですけど、想像を思い巡らせるテンポ感が2話まで通して大変心地いいなと思いました。
2話まで見ていただけると、実際どんなことが起こって今現在に至るのかっていう、ちょっとした解答みたいなものがあるので、そこは安心して見ていただいて、4人がいかにして友達になっていけるんだろうかっていうところに興味を持っていただくと、あとが楽しみなるのではないかと。
ただタイトルから想像して「よっしゃ!少年たちが幽霊を狩るぞ!」というものではないと(笑)。そういうタイトルとのギャップというところでも楽しめるんじゃないかと思います。


【関連リンク】
『神霊狩/GHOST HOUND』オフィシャルホームページ
『神霊狩/GHOST HOUND』WOWOWサイト

アニメ大辞典で『神霊狩/GHOST HOUND』の情報を見る
『神霊狩/GHOST HOUND』関連商品をamazon.co.jpで検索
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