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高橋美佳子さん、國子に賭ける! TVアニメ『シャングリ・ラ』アフレコインタビュー! [03月16日]
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標的・理想郷(シャングリ・ラ)。國子(クニコ)、戦闘開始。
私の未来は私が決める!
月刊Newtypeで連載され、2005年9月に単行本が発売されてから2008年12月までに、ミステリチャンネル「闘うベスト10 2005」第1位、本の雑誌「本の雑誌編集部が選ぶノンジャンルの年間ベスト10」第2位など、各メディアで話題を呼んだ『シャングリ・ラ』が2009年4月5日からチバテレビ他で放送開始となる。
地球温暖化の影響で熱帯都市へと変貌した近未来の東京。
一面の森となった東京で、特権市民はタワー状の積層都市アトラスに住み、庶民は地上でスコールと地盤沈下の脅威におびえ生活していた。
危険なジャングルと化した森で武装ゲリラを率いる18歳の主人公、北条國子は、誰もが幸せに暮らせる未来を手に入れるため、カーボンファイバーでできた巨大ブーメランを手に、庶民を置き去りにした一方的な“森林化”を進める政府軍に対して真っ向から戦いを挑む!
今回は、そんな『シャングリ・ラ』の第2話アフレコ終了後に、メインキャストの方々にお話を伺うことができた。
――演じられているキャラクターをはじめて見た時の印象と、実際に演じられて見ての感想をお聞かせください。
北条國子役 高橋美佳子さん(以下 高橋):はじめて國子を見た時には、かわいい表情だなぁ、と思いました。セーラー服がかわいいのに武器を持っているという対比が面白かったのと、オーディションではじめて演じた時には、まっすぐで、元気で明るい女の子だろうな、という印象でした。
2話までの収録を終えて、最初に持っていた印象と大きなズレはないです。リーダーの素質をもっているんだろうな、というセリフが各所にあって、ゲリラのみんなを引っ張っていく指導力が見え隠れするよう意識するようにはなりました。でも、親代わりのモモコさんと一緒にいる時は、甘えん坊な感じに気持ちが変化しているんだな、ということにも気づきました。
美邦役 有賀由衣さん(以下 有賀):最初にキャラクター表を見た時は「すごいかわいいけど大丈夫かな?!」とびっくりしました。高貴なところと、過去にいろいろなことがあったんだろうな、という重いものをもちながらも、本当は甘えたがりという、二律背反が信条にある小さい子だな、大変ねぇ、という印象を受けましたね。(笑)
実際に動いている絵を見た時には、思った以上に可憐で、でも喋っていることはもっと辛辣で怖い。でもその根底にあるのは純粋さである、というところをどういう風に演じるかはまだ探っているんですが、今後ミーコととても仲良くなるそうなので、そこが楽しみです。
石田香凛役 井口裕香さん(以下 井口):ちょっと常に含み笑いをしながらも冷たい目をしていて、10歳なのになんだか冷めた表情をした子だな、と思ったのが最初の印象です。
実際に演じてみて、より気をつけようと思ったのは、とてもこの子は冷めている子でテンションが上がっても「やったー!」というテンションにはならず、いつも落ち着いているんだな、というところを考えて演じないといけないな、と思いました。お金儲けを第一に考えている子ですが、本当はすごく甘えん坊で両親に愛されたい、両親に見てもらいたい、ということが根底にあるということも忘れないようにしないといけないな、とも思っています。
草薙国仁役 石井真さん(以下 石井):まず名前と風貌を見ているだけでも「お固い役なんだろうなぁ」と思ったんですけれども、自分が思ったことをしっかりと言っていく役なので、演じていくなかで自分自身にはない部分であることからも難しいな、と思っています。が、実は田舎のお味噌汁が大好きである、というイメージのどこにでもいるお兄ちゃんでもあり、こいつと一緒にいると安心するキャラクターなんだな、と最近気づきました。
演じるのがとても楽しいので、もっとストーリーに関わっていて彼の性格が前面に出ると面白そうだな、と思っています。
國子とのかかわり方が今後深くなっていいきそうなので、そこも楽しみですし、彼自身にもいろいろとありそうですがそれを見せないのか知らないだけなのか…とにかくまっすぐな人なので、僕の演技でそのまっすぐさをどこまで出せるか、ということが僕の中の目標です。
――ご自分のキャラクター以外で気になるキャラクターはいらっしゃいますか?
高橋:どのキャラクターも気になるんですが…モモコ・ミーコはなんなんだ、って。(一同笑)どこからどうやって出てきたらこうなるのかな、と思わされました。
第1話の冒頭でオカマキャラの二人が出てくるので、とにかくそこに気が向くというか、気にならずにはいられない二人組であるとともに、あまり多くは語れない二人でもあるんですが。でも、『シャングリ・ラ』のストーリーの中ではキーパーソンになっていくので、これからの彼…いや彼女らの動向が楽しみです。
有賀:私もモモコ・ミーコが、特にミーコが気になっています。というのも、私がオカマ大好きだということもあるのですが(笑)、実際に声を当てているのを見るとよりキュンとなって、「かわいいわ~」と思ってしまいます。
あとは、(鳴瀬)涼子さんのお芝居を聞くと、意外な妖艶さというか、どこまでこの人はいってしまうんだろうと思ってしまうところがあります。
井口:(水)蛭子さんですね。第2話ではまだ少ししか出てきていませんが、想像していたキャラクターとの違いもありますし、彼女が出てくるシーンがどう表現されるか気になっています。
石井:(今木)列音です。草薙の言っていることに対して反発するキャラクターなんですが、実は弟に対する愛情も持っています。原作には登場しないキャラクターなこともありますし、自分が絡んでいるキャラクターでもあるので気になっています。
また、ちょっとしたところなんですが、美邦様に仕えている女官たちが気になっています。今後あの人たちが美邦様にどう接していくのかが楽しみです。
――2話までのアフレコが終わりましたが、印象はいかがですか?
高橋:第1話はすごく緊張していたんですが、初めて他のキャラクターの声を聞けるアフレコだったので、すごく楽しみにしていました。同世代の(キャストの)方もいらっしゃるのですが、私よりも先輩の方がたくさんいらっしゃるのがうれしいです。安定感というか安心感があり、なかなか骨太というか先輩たちに囲まれての収録は、とても勉強になります。
有賀:第1話の時は意外に和やかな雰囲気だな、と思いました。外画の現場ではピリッとした雰囲気になることが多いのですが、(『シャングリ・ラ』では)音響監督の鶴岡(陽太)さんのお人柄や進行の仕方もあって、すごく解きほぐされました。
また、昨今のアニメにしては男性の方がすごく多いので、いろいろカッコいいシーンがあるのではないかと、よだれが……。(笑)
井口:先輩に囲まれての心地よい緊張感とお芝居でいい鳥肌が立つ恵まれた環境にいられて、毎回のアフレコがとても楽しみです。モモコさんをはじめ、とても色っぽいお芝居をされるので、役者さんが男性なのに「素敵……こんな女性らしさが出せるようになりたい」とクラクラしながらアフレコを楽しんでいます。よだれが……。(一同笑)
石井:本当にベテランの方とご一緒できる現場で、いつも刺激を受けながらアフレコしています。原作を読んでからアフレコに臨んでいますが、みなさんキャラクターのイメージ通りで原作からキャラが飛び出したかの様です。素敵なアニメになるだろうと思います。
――朝起きてジャングルだったらどうしますか?
高橋:とりあえず探検に出かけると思います。『シャングリ・ラ』の世界観の一番面白いところは、地球温暖化防止のために都市を森林化しよう、という地球規模の制度をつくったところで、その制度についてだけ聞くと「なんて素晴らしいことなんだろう」と思ったんですが、ふたをあけてみるとその森林が人間の脅威になっている、という発想なんですね。私には考えつかないことを題材にしているな、と思いました。私だったら「東京が自然でいっぱいになってうれしい!やったー!」と喜んで探検に出かけると思います。
有賀:目が覚めて周りを見た瞬間に「あ、これは夢だ」ともう1回寝ます。(一同笑)その後寝て、起きてを繰り返した後、「ああ、現実だー!」と飼っている猫を探します。
井口:ジャングルになっていたら?! 原作を読んだ後なのですごく恐ろしいイメージになってしまうのですが…。どうしよう…とりあえず伐りますよね、家の周りにある木は。(一同笑)でもものすごい勢いでまた生えてきそうなので、海の方に逃げます、どうにか。
石井:高橋さんはやっぱり國子たる所以ですよね。好奇心からですよね。
高橋:だって絶対楽しそうじゃないですか。
石井:僕はまず、半径10mぐらいに誰かいないか探して、誰もいなかったら、まず食べられるものを探します。
井口:そうか、ジャングルですもんね。
石井:で、何もなければ行動範囲を広げていきます。とにかく何が起こるかわからないですからね。そうやってとにかく人を探していきます。
――『シャングリ・ラ』の魅力はなんでしょうか?
高橋:原作が完成されているのでそれをいかにアニメでわかりやすく、しかも魅力的に見せていくかというところを楽しんでいただきたいです。キャラクターたちも魅力的なんですが、近い未来本当に起きるのではないか、ということを思わせるSFでありファンタジーだと思います。最近の日本の経済や環境につながることも原作の中にはあるので、そういうところを感じながら見ていただければと思います。
有賀:キャラクターがそれぞれものすごく濃いので、絵を見ているだけ、声を聞いているだけでも楽しめる作品だと思います。エンターテイメント的要素もたくさんありますし。個人的には第1話の國子のアクションシーンがかっこいいなぁと。アニメならではの見どころが満載なのが魅力ですね。
井口:それぞれ思っていることは単純で、「生きたい」とか「愛されたい」と思っている人達がぶつかり合っていく中で進んでいくストーリーが魅力的だと思います。國子がミニのセーラー服で戦うシーンが完成した時にはすごくかっこよくなるんだろうな、と思いますし、頭脳戦の部分も楽しめると思います。
石井:自分たちが住んでいる世界が植物でおおわれているところですね。見たことのある風景があんなことに!という箇所が結構出てきます。皆さんも何となく知っているであろう場所が緑で覆われているシーンは見ていて面白いと思います。さらに、「アニメでこんなことやるの?」という頭脳戦のやり取りがストーリーの流れにあって、見ていて面白くなるのではないかと思います。
――では最後に、今後への意気込みを交えながらファンのみなさまへメッセージをお願いいたします。
高橋:北条國子に賭けています!私は今年、声優デビューして10年になりますが、このタイミングで國子役をいただけたのも何かのご縁であり運命だと感じています。きっとこの役を演じきった後には何かが見えてくるのではないかという予感がしています。がんばります!
有賀:国産アニメでレギュラーをいただいたのが初めてなので、しっかりと演じ切って、他にもいろいろな役ができるんだよ、ということをガヤなどでアピールしたいと思っています。(笑)
美邦は役が深いので、やればやるほど難しく、かつおもしろくなるキャラクターだと思うので、自分のキャラクターを掘り下げつつ、他のキャラクターとも楽しくやれるよう頑張っていきます。
井口:本当に魅力的なストーリーとキャラクターがそろっているお話なので毎週見逃さずに見てほしいです。最初はモモコとミーコの声もわからない状態ですので、そういうところも楽しんで見ていただければと思います。
石井:とにかくみなさん濃いキャラクターばかりなので、その中に飲み込まれないようにしつつ、自分の中の等身大の部分を出していければ、と思っています。とにかく本気で当たっておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
――ありがとうございました!
【放送情報】
TVアニメ『シャングリ・ラ』
2009年4月より放送開始!
チバテレビ:4月5日から毎週日曜日 24:00~24:30(予定)
※テレビ神奈川/テレ玉/サンテレビ/テレビ愛知/KBS京都/TOKYO MX/
テレビ北海道/TVQ九州放送でも放送決定!
【STAFF】
原作:池上永一(角川文庫刊)
監督:別所誠人
シリーズ構成:大野木寛
クリエイティブ・プロデューサー:もりたけし
キャラクターデザイン:村田蓮爾
アニメキャラクターデザイン:石井久美
クリエイティブ・スーパーバイザー:武半慎吾
美術デザイン:佐藤肇
デザインワークス:草彅琢仁、飯田馬之介、片貝文洋、川原智弘
音響監督:鶴岡陽太
音響制作:楽音舎
音楽:黒石ひとみ
アニメーション制作:GONZO
音楽制作:FlyingDog, Inc.
製作:シャングリ・ラ製作委員会
オープニングテーマ「キミシニタモウコトナカレ」
歌手:May’n(メイン)
音楽制作:FlyingDog, Inc.
【CAST】
北条國子:高橋美佳子
美邦:有賀由衣
石田香凛:井口裕香
草薙国仁:石井真
モモコ:♥♥♥
ミーコ:♥♥♥
武彦:堀内賢雄
小夜子:石塚理恵
鳴瀬涼子:五十嵐麗
今木烈音:中村悠一
今木紫音:福山潤
秦総一郎:平川大輔
九土省吾:櫻井孝宏
山崎友香:山下百合恵
蒲郡由里:三澤紗千香
【関連リンク】
『シャングリ・ラ』公式HP: http://anime-shangri-la.jp
©2008 池上永一/角川書店/シャングリ・ラ製作委員会 |
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