ついに最終回! エロスとハードなアクションで、人間、不死者、天使と神の業を描き出す『ムネモシュネの娘たち』アフレコインタビュー!

 
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2008年2月から1話1時間枠にて放送されているAT-X開局10周年記念作品『ムネモシュネの娘たち』。
幾重にも交わる時間、繋がっている全ての時代。それら全てに変わらぬ姿で存在する不死の女。女は、日常と非日常、狂気と快楽と猟奇の狭間で生きる。時代の異なる場所、東京・新宿をメインの舞台として、次々起こる常軌を逸した事件―連続殺人、要人暗殺、生物兵器テロ、非合法研究、日常と非日常、狂気とエロスとハードなアクションを交えて、人間、不死者、天使と神の業を描き出す。
この『ムネモシュネの娘たち』の最終話になる第6話のアフレコ収録直後のインタビューの模様をお届けしよう。


左からエイポス役:石田彰さん、美汐役:名塚佳織さん、
燐役:能登麻美子さん、ミミ役:釘宮理恵さん、うえだしげる監督

──『ムネモシュネの娘たち』最終話を録り終えたばかりのご感想を一言お願いします。

エイポス役:石田彰さん(以下 石田)
やっと終わりまでたどりつけました。月に一回の収録ということで6本しか録ってないのですが、長い作品だった感じがします。感無量です。

美汐役:名塚佳織さん(以下 名塚)
役をいただいた時にこんな最後に重要な役だと思ってなくて。自分が出るのが5話と6話だということでしたが、6話で終わりだと聞いていなかったので、ちょっとびっくりしたんですけど(笑)。素敵な役をいただけて嬉しいです。

燐役:能登麻美子さん(以下 能登)
改めて密度の濃い作品だったと思います。全6話でしたが、それ以上にたくさんの時間を重ねた気がしていて、終わってちょっとほっとしています。

ミミ役:釘宮理恵さん(以下 釘宮)
最終話を録り終えたら、今までの謎が全て解明されるのかなと思っていたのですが、まだ終わったばかりで整理がついてなくて、まだ分からないです(笑)。ありがとうございます。

うえだしげる監督(以下 うえだ)
終わって良かったなと(笑)。

──ご自身の役についての感想をお願いします。

石田:僕のやったエイポスという役は最終回でああいう決着をみないと、観ている人が納得しないだろうなということで、落ち着くべきところに落ち着いたかなと思います。私欲に走ってはいかんと、それは成就するものではないということですね。僕としては納得した終わりでした。それから収録している時に、うえだ監督から「悪人」を全面に出すのではなく、彼は単純に楽しんでやっているんだという純粋な部分を出して欲しいと言われまして、なるほどと思いながら演じました。だからこそ燐たちにとっては大事件を起こしていても平気でいられるキャラクターだったんだなと最終回で改めて思いました。

名塚:美汐はいいところのお嬢様なんですが、探偵ごっこ好きというちょっと変わった女の子です。ただ、興味本意でミミについていって事件に巻き込まれてしまったりします。前世の記憶やお父さんの記憶がお話にからんできます。役をいただいた時はこんなに重要なポジションだと思っていなかったので、お嬢様すぎていないぶっきらぼうな女の子が、探偵ごっこ好きのために巻き込まれて行くというところを出来ればいいのかなと思っていたんですが。監督からあっけらかんとしないで最終的にはシリアスなシーンも一緒に緊張感を持っていて欲しいと言われ、美汐もみんなに巻き込まれたことで成長し、色々なことを感じて変わっていったのではないかと思います。

能登:燐は色々な意味で、痛々しい人だったなと思うんです。ときには必死だったり、切迫していたりするんですが、彼女の根底に流れているものが、“海”と言ったらおかしいんですが、全部を包み込んでいけるような広がりのある人なのかもしれないなと最終話で感じました。最終的な結末が、すごく「この人らしい」と思いました。

釘宮:燐が外で闘って事件を解決してきたとすると、ミミはこれまではデスクワークで情報面から燐の動きをサポートする感じでした。ちょっぴり安心していたのかもしれませんが、最終話では思いがけず外に出てアクション部隊に組み入れられることになり、外に出られて嬉しい反面、若干痛々しい目に遭ったりしています。いつも事務所でひとりぼっちだったのですが、今回は美汐が一緒に歩き回ってくれたので、「私は力は弱いけど、美汐を守らなくちゃ」という責任感も生まれたり。そして最終的には燐との強い絆を感じました。6話ではミミは燐を助けようという強い決意を持っていたような気がします。

──それぞれのキャラクターについて、監督からお願いします。

うえだ:基本的には、みなさん演じてくださったキャラクターは全員ある意味純粋だった思います。エイポスは、すごく自分の欲求に正直なんですよね。逆に言うと善悪の判断力は欠けているのかもしれないですが、「自分の欲望を正直に追求していった結果」というキャラクターに落ち着いてくれたと思います。単純に悪とかではないようにしたかったですね。そういう意味では人間くさいキャラでもあったのかと感じます。燐に関しては観ていただいた通りなんですが、自分の女性観が入っているのかな。大きく構えていて欲しいなという願望が多大にあったのかもしれません。ちょっと抽象的ですけど。ミミは色々な意味でずっと頑張っていたキャラクターだと思います。最後は物理的に頑張らないければいけなかったと思いますが。なんとか燐の役に立とうと一生懸命ずっと考えていて、でもなかなか行動に移せないのが、最後、行動になって出てくれたということで大きくなれたキャラじゃないかと思います。美汐は後半かられんめんと続く前埜家の最終的な運命を担っているキャラクターとして登場します。他のキャラクターが色々な宿命を背負っているんですが、それとは違った普通のお嬢さんということで切り離した感じで、明るく、でもけしてバカではなく賢い子で、前埜家のまとめ役をやってもらったという形です。そこにも宿命はあったと思うんですが、とてもいいキャラになったくれたかなと思っています。

──エイポスは、何十年という歴史を生きてきて、周囲の人は死んでいってしまう中で時を超えるというキャラクターでしたが、1話から最終話までを振り返っていかがでしたでしょうか?

石田:冷静に考えるとすごい長い時間の経験を積み重ねていって、あれだけ自分に対して純粋でいられるというのは、「お前なにも身にならないの?経験が役に立たないの?」(笑)という気もしないでもないんですが。でも、雀百までとも言いますし、一旦自分はこうなんだという性格付けをしてしまっていて「俺ってこうだから」という開き直りで、「こういう自分が好き、だから自分の好きなことだけをする」ということで一度走りはじめてしまったら、変わらないのかなという気もします。単純に普通の人たちが代替わりをしていって、それでも変わらぬ姿で同じ形で出てくるエイポスというのは、少しうらやましかったりもしました。ひょっとしたら、こういう特殊な人たちなので、最終回でああいう形で決着をつけなければ、観てる人は納得できないかもと先ほどは言いましたが、でも何をやっても死なない燐の対極の相手としては、どうにかなんないかなとも思っていました。とにかく珍しい役であるので、楽しませていただきました。

──美汐は、前埜家の一族の運命を担う役でしたが、長い歴史を持った一族の一人としていかがでしたでしょうか?

名塚:今日のエンディングを迎えた時に美汐が、燐のように長く生きている人と普通に仲良くなれてしまうところが、美汐らしさというか、心の広さだなと感じました。この子なら、前埜家を引き継いでやっていけるんじゃないかと思いました。自分として楽しかったのは、美汐は『名探偵ホームズ』が好きみたいで、5話で一人でホームズとワトソンになりきってしゃべっているシーンがあったんですが、やっていて楽しかったです。

──時を超える燐というキャラクターを演じきってみていかがでしたでしょうか?

能登:死なない運命を受け入れざるをえなくなった時に、一つの「あきらめ」じゃないんですが、自分に起こってしまったことだと「受け入れて」生きている人の強さとか優しさを、不死の人は皆、根底には持っているんじゃないかと思いました。悲しさと強さと儚さが燐というよりも不死の人というものに、共通して流れている気がしました。沙耶羅さんは別かもしれませんけれど(笑)。なので、周りの人たちは寿命が来て死んでいくことも、すごく悲しいことだけれども、幾世代も見てきたわけで、それを受け止めていく、悲しさと優しさと強さみたいなものがあるんじゃないかと思いました。

釘宮:第1話からやってきて途中から時間がどんどん経過していくという実感があったのですが、それを乗り越えて今日最終話を終えてみると、つらいこともすごくたくさんあったけど、少しだけ希望もあるのかなと思えました。その時々で自分たちの立場や社会の状況が変わっても頑張って生きてきたけれど、ここにきてまた状況に変化が訪れて、これからの未来もまだ頑張っていけるなと。長い時代を生きてきた中でも、また新しい通過点にきたのではないかなと思いました。

──6話を通じて、不死者と普通の人たちの描き方の違いや気をつけていたことなどがあれば教えてください。

うえだ:実は不死者の人は目のハイライトが横長なんですよ(笑)。(一同驚き)だからローラはサイボーグだから、ハイライトは横長にならなんだけど、2話の時点では不死になっているので、ハイライトが横長になっていて、3話から普通の丸になっている。絵としてはそういう仕掛けをしているんですが。(一同驚嘆)エイポスは半妖だから丸のままなんだけど。絵としてはそういった遊びをやっていたりとか、最終回に出ていたボトルも1話からああいうデザインで。最終回で使うために1話のデザインをわざわざ直してもらったということもあったりとかね。基本的には、不死者も普通の人という感覚で描いています。一番気をつけたかったのが、燐に象徴される不死の人が、不死に飽きているのではなく「次になにが起こるんだろう」と次に起こることを楽しみにして生きているという形にしたかったのが一番大きいですね。だから、逆にミミはそこまで到達していないんだけど、最終回ではそこに近いところに行けたかなと思います。生きている時間の長さによって個人差があるんだろうと思いますけれども。基本的には「もう嫌になってしまったから早く死にたい」という不死者は、出てこないということを考えておりました。

──最後に、最終話を楽しみにしていらっしゃる皆さんに一言づつお願いします。

石田:最終回に来て、僕にも来ました。ってそれじゃ分からないって(笑)。エイポスとしては、燐との決着がついしまうんですが、感慨深いものがありました。ぜひご覧ください。

名塚:今みなさんのお話を聞いていて、私は最後だけの参加でしたが、1話から最終話までみなさんのたくさんの想いを詰め込んで作られている作品だと思うので、最終話は絶対、期待に添えるものになっていると思います。私もちょっとだけでしたが、参加させていただいて、人間の欲望というのはなんなんだろうなというようなことを感じたりしたので、みなさんにも少しでもなにか感じていただければ嬉しいなと思います。

能登:5話の収録が終わった時に、あとラスト1話でどうなるんだろうと、個人的にも楽しみだったんですが、今日収録が終わって、ラストは色々なことがあったけれども、希望につながっているという明るい方に向いているのが印象的でした。是非ともご覧になっていただきたいです。

釘宮:長い時を経過しているというものあるのですが、見終わった時に色々と考えさせられる全6本だったように思います。何かのきっかけになるかもしれませんし、純粋に作品として楽しんでいただけるのでも、もちろん嬉しいです。すごく明るく終われて嬉しいなと思いつつ。最終回は別人のようにシリアスなミミで頑張りましたので、ぜひ1話から振り返って観ていただけると嬉しいです。

うえだ:いつも僕が監督をやる時に思うのは、大傑作じゃなくてもいいので、観たあとにもう一回観たいなとか、割と面白かったじゃん、というようになるものを目指しているところがありまして。それは僕に傑作を作る能力がないからかもしれないんですが(笑)。なんかひっかかるなとか、なんか面白いじゃんとかって思っていただけるのが一番嬉しいなといつも思ったりしています。そういった意味も含めて、みなさんにAT-Xに是非ご加入いただき、ご覧いただきたいと思います。

【第6話(最終回)放送情報】
AT-Xにて 7月6日(日)24:00~ 
※リピート 7月12日(土)18:00~

【第6話(最終回)STORY】
「そして王国の扉へと……」
エイポスと共に姿を消した燐。一縷の望みにかけて燐を必死に探すミミと美汐。一方、世界は不死にまつわる噂や事件で、混乱の様子を見せはじめる。世界が徐々に壊れはじめようとしているその時に、純白のウェディングドレスを着た燐は、見知らぬ古城の中で目を覚ます。城の中をさまよい歩く燐は、不死者でありながら死んでしまっている女たちを目の当たりにする。そしてもやのかかる城外の広場に行き着いた燐の元に、天使の群れが舞い降りる!

【STAFF】
原作:XEBEC・GENCO
キャラクター原案:中央東口
キャラクターデザイン:石原満
脚本:大野木寛
絵コンテ&演出:うえだしげる
作画監督:石原満、高橋晃、堀たえ子
アニメーション制作:XEBEC
プロデュース:GENCO
製作:ユグドラシル管理委員会

【CAST】
麻生祇燐:能登麻美子
ミミ:釘宮理恵
エイポス:石田彰
美汐:名塚佳織
ほか

【DVD最情報】

DVD『ムネモシュネの娘たち』第3巻
発売日:2008年6月25日(水)
価格:5,800円(税込)
全6巻
#3「花は涙を流さない」収録

【仕様・特典】
■本編45MIN./16:9/ドルビー・デジタル5.1ch&2.0ch、デジパック仕様、アウタースリーブケース付き
■映像特典
・燐&ミミ #1~3 Collection
・燐&ミミ 設定コレクション

■同梱特典
・オーディオCD「能登麻美子と釘宮理恵の『麻生祇コンサルティング的ラジオ』」#03(ゲスト:田中理恵[山之辺沙耶羅役])
・ブックレット「月刊 麻生祇コンサルティング」Vol.3

【第3話 STORY】
「花は涙を流さない」
脚本:大野木寛 絵コンテ:榎本明広 演出:うえだしげる 作画監督:赤尾良太郎
あらすじ:2011年。謎の少女が「東京に……死の花が咲く……」と言い残し、燐の目の前で高層ビルから飛び降りた。お金にならないとミミに愚痴られながらも調査を始めた燐は、少女がいずれ確実に死んでしまう謎の病気にかかっていたこと、そして全身にピアスがされていたことを知る。さらに記憶を確かめるように清水芳江の元に訪れた燐は、「死人島記録」を手に入れる。絶海の孤島に浮かぶ死人島、その風土病である彼岸病、そして軍の関与。さらに何者かに襲撃され姿を消した燐。死人島をめぐる地獄の花々が、今咲き乱れる!?

DVD『ムネモシュネの娘たち』第4巻
発売日:2008年7月25日(水)
価格:5,800円(税込)
#3「幽霊は叫ばない」収録

【仕様・特典】
■本編45MIN./16:9/ドルビー・デジタル5.1ch&2.0ch、デジパック仕様、アウタースリーブケース付き
■映像特典
 第1弾先行プロモーション映像

■同梱特典
・オーディオCD「能登麻美子と釘宮理恵の『麻生祇コンサルティング的ラジオ』」#04
(ゲスト:松本保典[柳沢 保役])
・ブックレット「月刊 麻生祇コンサルティング」Vol.4

【第4話 STORY】
2025年。ヴァーチャルアイドル瑠音が、1.0(現実世界)の前埜輝紀の目前で何者かによって殺された。現場を目撃してしまったために、追われる身となった輝紀は、運よく保に救われ、燐の事務所に連れていかれる。「前埜」という名前に驚く燐とミミは、彼を匿うことを決める。彼を狙っている人間をおびき寄せるため、一緒に買い物に出る燐であったが、目前にはローラ。何とか撃退する燐であったが、輝紀に不死者であると知られてしまう。そんなある日、輝紀の携帯に死んだはずの瑠音から連絡が入る。それは2.0(仮想世界)で逢って欲しいというものであった!?

【関連リンク】
『ムネモシュネの娘たち』公式サイト:http://www.rin-asougi.com

(C) XEBEC・GENCO/ユグドラシル管理委員会

 

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